春日井市議会 > 2011-02-25 >
02月25日-03号

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  1. 春日井市議会 2011-02-25
    02月25日-03号


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    平成23年  3月 定例会(第1回)              平成23年第1回          春日井市議会定例会会議録第3日-----------------------------------                      平成23年2月25日(金曜日)◯出席議員(35名)            1番  安達佳代君            2番  佐々木圭祐君            3番  伊藤建治君            4番  田中千幸君            5番  長谷川則夫君            6番  長縄典夫君            7番  安藤盛行君            8番  水野義彦君            9番  前田扶美子君           11番  堀尾達也君           12番  臼田孝治君           13番  小原 哉君           14番  熊野義樹君           15番  石黒忠尚君           16番  水谷忠成君           17番  林 克巳君           18番  丹羽一正君           19番  高田敏亨君           20番  山際喜義君           21番  後藤正夫君           22番  黒田龍嗣君           23番  長谷川健二君           24番  内藤富江君           25番  成田初敏君           26番  中藤幸子君           27番  石原名子君           28番  宮地 隆君           29番  友松孝雄君           30番  津田育男君           31番  野田淑人君           32番  梶田晃男君           33番  前川銑一君           34番  堀尾龍二君           35番  内田 謙君           36番  伊藤隆司君-----------------------------------◯欠席議員(なし)-----------------------------------◯説明のため出席した者      市長        伊藤 太君      副市長       宮地清惠君      副市長       中村幹雄君      教育長       木股哲夫君      監査委員      林 昇平君      企画政策部長    刑部健治君      総務部長      近藤和記雄君      財政部長      新開正人君      市民生活部長    宮地 宏君      文化スポーツ部長  古屋陽一君      健康福祉部長    早川利久君      青少年子ども部長  小林奈津子君      環境部長      西尾義和君      産業部長      稲垣勝彦君      まちづくり推進部長 服部比呂志君      建設部長      長谷川五男君      市民病院事務局長  森 典嗣君      上下水道部長    瀧本広男君      会計管理者     河合不二雄君      消防長       梅本治郎君      教育部長      梶田 博君      監査事務局長    石黒 勝君-----------------------------------◯事務局職員出席者      事務局長      長縄 明君      議事課長      伊藤和行君      議事課長補佐    櫻木利幸君      議事担当主査    江ノ本達弥君      主事        竹尾幸介君-----------------------------------◯議事日程  平成23年第1回春日井市議会定例会(第3号)                       開議 2月25日 午前10時  日程第1 第4号議案+         ~  |提案理由説明       第34号議案+       報告第1号 報告  日程第2 第1号議案+         ~  |提案理由説明       第3号議案+-----------------------------------◯本日の会議に付した事件  1 第4号議案 平成23年度春日井市一般会計予算  2 第5号議案 平成23年度春日井市公共用地先行取得事業特別会計予算  3 第6号議案 平成23年度春日井市国民健康保険事業特別会計予算  4 第7号議案 平成23年度春日井市後期高齢者医療事業特別会計予算  5 第8号議案 平成23年度春日井市介護保険事業特別会計予算  6 第9号議案 平成23年度春日井市介護サービス事業特別会計予算  7 第10号議案 平成23年度春日井市民家防音事業特別会計予算  8 第11号議案 平成23年度春日井市潮見坂平和公園事業特別会計予算  9 第12号議案 平成23年度春日井市松河戸土地区画整理事業特別会計予算  10 第13号議案 平成23年度春日井市勝川駅周辺総合整備事業特別会計予算  11 第14号議案 平成23年度春日井市公共下水道事業特別会計予算  12 第15号議案 平成23年度春日井市春日井市民病院事業会計予算  13 第16号議案 平成23年度春日井市水道事業会計予算  14 第17号議案 春日井市職員定数条例の一部を改正する条例について  15 第18号議案 春日井市職員の公益的法人等への派遣等に関する条例の一部を改正する条例について  16 第19号議案 春日井市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について  17 第20号議案 春日井市教育長の給与,勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例について  18 第21号議案 春日井市常勤の監査委員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例について  19 第22号議案 春日井市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について  20 第23号議案 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について  21 第24号議案 春日井市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について  22 第25号議案 春日井市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例について  23 第26号議案 春日井市特別会計設置に関する条例の一部を改正する条例について  24 第27号議案 春日井市財政状況の公表に関する条例について  25 第28号議案 春日井市手数料条例の一部を改正する条例について  26 第29号議案 春日井市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について  27 第30号議案 春日井市子ども福祉手当条例の一部を改正する条例について  28 第31号議案 春日井市廃棄物の減量及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例について  29 第32号議案 市道路線の認定について  30 第33号議案 損害賠償の額の決定について  31 第34号議案 愛知県後期高齢者医療広域連合を組織する市町村の数の減少及び愛知県後期高齢者医療広域連合規約の変更について  32 報告第1号 ペデストリアンデッキA橋築造工事の変更契約の専決処分について  33 第1号議案 平成22年度春日井市一般会計補正予算  34 第2号議案 平成22年度春日井市国民健康保険事業特別会計補正予算  35 第3号議案 平成22年度春日井市松河戸土地区画整理事業特別会計補正予算                    午前10時 開議 ○議長(水谷忠成君) これより本日の会議を開きます。 本日の日程は,お手元に配付の議事日程のとおりであります。よろしく御協力のほどお願いいたします。--------------------------------- ○議長(水谷忠成君) 日程第1 第4号議案から第34号議案まで及び報告第1号の32件を一括議題といたします。 順次提案理由の説明を求めます。財政部長 新開正人君。     〔財政部長 新開正人君 登壇〕 ◎財政部長(新開正人君) おはようございます。ただいま上程となりました議案のうち,財政部が所管いたします第4号議案,第5号議案,第25号議案,第26号議案及び第27号議案について御説明いたします。 議案目次〔Ⅱ〕の1ページをお願いいたします。 第4号議案 平成23年度春日井市一般会計予算について御説明いたします。 本予算は,平成23年度の各施策の推進に係る経費及び行政事務に必要な経費を計数としてあらわし,地方自治法の規定に基づき御提案するものでございます。 平成23年度春日井市一般会計予算の内容は,第1条歳入歳出予算,第2条債務負担行為,第3条地方債,第4条一時借入金,第5条歳出予算の流用であります。第1条歳入歳出予算の総額は,歳入歳出それぞれ878億5,000万円と定め,歳入歳出予算の款・項の区分及び金額は,2ページから8ページにかけましての第1表歳入歳出予算のとおりでございますが,内容につきましては後ほど予算説明書により御説明いたします。 9ページをお願いいたします。債務負担行為は,第2表債務負担行為のとおり設定するものであります。新財務会計システムの整備は,平成8年度に稼動の現システムを再構築するもので,期間は平成24年度から25年度,限度額は1億3,000万円,JR春日井駅自由通路等整備は,JR春日井駅の南北自由通路を整備するもので,期間は平成24年度から29年度,限度額は55億円であります。 10ページをお願いいたします。地方債は,第3表地方債のとおりとするもので,総務債から教育債まで施設整備に必要な地方債として51億650万円,財源不足に充てる臨時財政対策債として35億円を見込むものであります。起債の目的ごとの限度額,起債の方法,利率,償還の方法は,記載のとおりであります。 お戻りいただきまして,1ページをお願いいたします。第4条の一時借入金は,借り入れの最高額を50億円と定めるもの,第5条の歳出予算の流用は,給料,職員手当等及び共済費に係る予算の過不足に限り,同一款内で各項の間で流用できると定めるものでございます。 それでは,平成23年度の予算の概要について附属資料〔Ⅱ〕により御説明をいたします。 附属資料〔Ⅱ〕の1ページをお願いいたします。平成23年度の各会計予算規模でございます。一般会計の予算規模は,前年度との比較で,増減率ではプラス6.1%,金額では50億7,000万円増加し,878億5,000万円と,過去最高の予算規模となりました。その要因として,子ども手当,感染症予防の拡充,医療・福祉・生活保護など社会保障費の増額,新調理場,土地開発公社健全化の継続など投資的経費の増額,退職者の一時的な増加による退職手当の増額などが挙げられます。 特別会計は,老人保健医療事業特別会計が22年度で廃止となりますので,10会計となります。特別会計の予算規模総額は585億7,965万9,000円で,前年度との比較では20億1,943万4,000円の増額であります。これに企業会計2会計を加えた春日井市全体の予算規模は1,725億952万8,000円となり,前年度との比較では91億6,692万1,000円の増額となりました。 次に,2ページ,歳入について御説明いたします。この表は,歳入を款別に一覧としたもので,その主なものについて御説明いたします。 1款市税は,プラス2.9%の473億2,900万円を計上し,歳入総額に占める割合は53.9%であります。 先に3ページをお願いいたします。ここでは,税目ごとの状況を一覧にしておりますので,その概要を御説明いたします。 市民税の状況でありますが,個人市民税は22年度とほぼ同額の177億円,法人市民税は22年度の収入状況とも関連しますが,景気落ち込みの影響が幸いにも予想を下回り,対前年度比ではプラス55.1%の28億8,200万円を見込みました。市民税総額は,こうした法人市民税の回復基調もあり,対前年度比プラス5.2%の205億8,200万円を計上しております。 固定資産税におきましても,昨年度とほぼ横ばいの195億7,400万円を計上しております。その内訳を現年課税で見ますと,土地では微増の85億3,500万円,家屋では住宅建築等の伸びもあって,プラス2.6%の79億6,600万円,償却資産では設備投資が減少傾向でありますので,マイナス4.4%の27億5,300万円と見込みました。 軽自動車税は,ほぼ横ばいの3億5,300万円,市たばこ税は昨年の10月の値上げの影響や嫌煙志向から,対前年度比マイナス8.1%,14億2,000万円を計上いたしました。事業所税は22年度の課税状況を勘案し,対前年度比プラス33.2%,15億4,900万円を見込み,都市計画税は固定資産税の土地家屋の状況から,微増の38億5,100万円を計上いたしました。 以上のように23年度の市税予算は,22年度と比較して13億円を超える歳入を見込んだところでありますが,今後の景気の動向,税制改正の内容,24年度評価がえの結果次第では予断を許さない状況も考えられますので,慎重な状況分析が必要と考えております。 お戻りいただきまして,2ページをお願いいたします。2款地方譲与税は,地方揮発油譲与税自動車重量譲与税航空機燃料譲与税を計上しております。このうち航空機燃料譲与税は,航空機燃料税を空港の所在市町村に交付金として配分されるものですが,昨年度の1億2,000万円から本年度は200万円と大幅な減額となっております。これは17年2月の中部国際空港の開港とともに減額される本譲与税について,22年度までは激変緩和措置が講じられてきましたが,23年度からはこの措置がなくなりますので,大幅な減額となるものであります。 3款利子割交付金から7款ゴルフ場利用税交付金までは,社会経済の状況,地方財政計画の指標,収入実績等を勘案し,記載の金額を計上しております。 8款自動車取得税交付金は,エコカー補助金が終了し,自動車の販売が下がると見込み,1億円を減額して4億3,000万円を計上しております。 9款国有提供施設等所在市町村助成交付金は,高蔵寺弾薬庫の改修による増額を見込み,対前年度比プラス51.5%の1億円を見込みました。 10款地方特例交付金は,児童手当,子ども手当に係る特例交付金と,住宅ローン特別控除及び自動車取得税減税に係る減収補てん特例交付金でありますが,22年度と同額の6億6,600万円を計上しております。 22年度で7年ぶりに普通交付税交付団体となりました11款地方交付税ですが,22年度予算に比べ市税が増収となりますので,23年度は再び不交付団体に戻るものと算定し,特別交付税の2億円を計上しております。 13款分担金及び負担金は,私立保育園2園の開園に伴う保育料の増額などを見込み,プラス1.2%,13億1,477万2,000円の計上であります。 14款使用料及び手数料は,道路占用料の引き下げによる使用料の減額,廃棄物処理手数料の引き上げによる手数料の増額などを総合し,マイナス4.2%,11億8,811万1,000円を見込みました。 15款国庫支出金は,対前年度比プラス16.7%の129億5,448万3,000円と2年連続の大幅な伸びとなりましたが,子ども手当,生活保護,障がい者自立支援給付など扶助費の伸びに伴う国庫負担金の増額が主な要因であります。 16款県支出金は,生活保護,障がい者自立支援給付など扶助費の増加に伴う負担金,そして新たに開始します感染症予防の補助金などが増額となりますが,民間保育園,認定こども園の整備補助金,参議院選挙,愛知県知事選挙,国勢調査などの委託金がありませんので,マイナス3.0%,53億34万7,000円の計上であります。 17款財産収入は,市営東山住宅跡地の売却収入などを見込み,プラス121.9%の9億1,964万8,000円。 19款繰入金は,財政調整基金の取り崩し13億円,グリーンニューディール基金の取り崩し5,877万5,000円などで,13億8,515万2,000円。 21款諸収入は,預託金収入や学校給食費,資源化物の売却収入など32億7,398万5,000円を計上しております。 22款市債は,建設事業債51億650万円と財源不足を補てんする臨時財政対策債35億円の計86億650万円を計上しておりますが,臨時財政対策債は10億円を減額しております。以上,歳入について御説明いたしました。 4ページをお願いいたします。歳出について御説明いたします。この表は歳出を目的別の款別に一覧にしたものでございます。各支出科目での事業内容は,後ほど予算説明書で御説明いたしますので,ここでは主に昨年度との比較について御説明いたします。 1款議会費は5億6,661万8,000円で,議員年金共済制度の変更,議員定数の削減などにより24.6%,1億1,193万8,000円の増額であります。 2款総務費は125億1,124万6,000円で,退職者の増に伴う退職手当,土地開発公社健全化の継続,統一地方選挙執行費などにより16.8%,18億278万9,000円の増額であります。 3款民生費は347億4,309万7,000円で,障がい者福祉費や子ども手当の増額,保育園の整備,私立保育園の開園に伴う運営委託,子ども医療費など医療福祉費や生活保護費などの増額により,8.5%,27億966万9,000円の増額であります。 4款衛生費は92億1,578万2,000円で,新たに感染症予防ワクチン接種助成などにより4.2%,3億7,361万5,000円の増額であります。 7款商工費は14億9,236万円で,マイナス17.1%,3億874万6,000円の減額ですが,これは工場新増設・移転助成の対象となります事業所の減によるものでございます。 8款土木費は83億5,132万1,000円で,マイナス3.0%,2億6,004万8,000円の減額であります。これは雨水貯留施設,排水路の整備など浸水被害の軽減対策,都市交流拠点整備などで事業費が増額となりましたが,勝川駅の連続立体交差事業が完了したことや,松河戸土地区画整理事業,勝川駅周辺総合整備事業公共下水道事業への繰出金が減額となったことにより減額となっております。 9款消防費は23億833万3,000円で,マイナス3.9%,9,323万円の減額ですが,これは消防車両の更新が減ったことによるものでございます。 10款教育費は87億1,622万3,000円で,新調理場の整備に着手することや,少年自然の家の改修などにより7.9%,6億3,660万4,000円の増額となりました。 11款公債費は95億9,444万4,000円で,公的資金の補償金免除に係る繰上償還費などにより1.2%,1億1,363万3,000円の増額となっております。 5ページをお願いいたします。この表は,歳出を性質別に分類し,一覧にしたものでございます。 義務的経費は8.5%増加し,473億7,083万3,000円,構成比は53.9%であります。内訳を見ますと,退職者の増加による退職手当の増額や,出資団体等への派遣職員人件費を直接支給とすることなどで,人件費は6.7%,9億8,446万4,000円の増額,子ども手当の支給,生活保護費など社会保障費の増加により扶助費は13.4%,26億3,159万3,000円の増額となりました。 投資的経費は,勝川駅付近連続立体交差事業の完了などで減額要因もありますが,単独投資的経費では,土地開発公社健全化の推進,新調理場整備,浸水被害対策,少年自然の家や高蔵寺ふれあいセンターの施設改修など,市民ニーズにこたえ,安全安心,生活環境,都市基盤の整備費を計上しましたので,18.2%増加し,82億3,609万2,000円,構成比は9.4%となりました。 物件費,維持補修費,補助金,他の会計への繰出金などその他の経費は,前年度とほぼ同額の322億4,307万5,000円,構成比は36.7%となりました。 以上,平成23年度当初予算の概要について,総括的に御説明いたしました。また,6ページから20ページにかけましては,各会計の予算科目順に主な事業を掲載していますので,予算説明書とあわせてごらんいただきたいと思います。 それでは,一般会計歳入歳出予算の主な内容について御説明いたしますので,予算説明書そのⅠ,一般会計をお願いいたします。 予算説明書の説明欄には,該当項目及び事業ごとに金額を記載していますので,金額の読み上げは省略をさせていただきます。また,歳入の説明は附属資料〔Ⅱ〕で御説明いたしましたので,省略をさせていただきます。 それでは,歳出について御説明いたします。68,69ページをお願いいたします。 2款総務費,1項総務管理費,1目一般管理費では,退職手当,職員共済費を一括して計上しております。3情報化推進は,税などの制度改正に対応するシステム修正,4新財務会計システム整備は,平成20年10月に策定しましたe-PlanかすがいⅢに基づきシステムを再構築するものでございます。また,25年度までの債務負担行為を設定しております。 70,71ページをお願いいたします。2目広報広聴費では,「広報春日井」の発行を初め,市政情報サービス,声の広報など広報広聴事業に係る経費を計上しています。市政情報では,ホームページの自動翻訳システムを取り入れ,英語,中国語,スペイン語,ポルトガル語の翻訳サービスを行います。また,昨年度から発行しました「こども広報」は,引き続き発行してまいります。 3目市民相談費では,法律,交通事故,外国人相談などの相談を実施してまいります。 74,75ページをお願いします。7目企画費,2(1)高蔵寺ニュータウン対策は,高蔵寺ニュータウンにお住まいの方々からいただきました御提案の中から要望の高い市民活動の場を提供することとし,(2)第五次総合計画基本計画改定では,計画の中間年に当たります24年度での計画の見直しに向けて,総合計画審議会委員とともに点検見直しを行ってまいります。 8目文化振興費,1の(1)「書のまち春日井」発信では,道風くんを通して「書のまち春日井」をPRしてまいります。 76,77ページの(6)文化体験道場では,新たな取り組みとして子どもたちが伝統文化に親しみ郷土への愛着が深まるよう,文化フォーラムを会場に,夏休みを利用してさまざまな伝統文化に触れ合う機会を提供してまいります。2の(2)文化活動事業助成は,文化協会を初めとする文化団体への補助金と,文化スポーツイベント補助金を計上しております。 10目交通対策費,2の(1)自転車駐車場整備は,JR勝川駅に整備しました有料自転車駐車場整備に係る整備負担金と,JR神領駅北側等の無料駐輪場整備,78,79ページ,3の(1)かすがいシティバス運行は,シティバス4路線の運行に係る経費でございます。 11目安全なまちづくり対策費,1の(1)民間住宅建築物等耐震事業は,耐震診断及び耐震改修費に対する補助,(2)避難所備蓄資材等整備は,非常食の備蓄や災害時の下水道マンホールトイレの購入,(6)防災設備整備は,防災行政無線の更新,2の(2)地域安全安心情報サービスは,メールによる安全安心情報の提供,(3)地域防犯活動支援事業は,JR春日井駅前自主防犯ステーションの管理費など地域防犯活動に係る経費でございます。 80,81ページをお願いします。12目空港周辺対策費,1の(1)学習等供用施設改修は,中野町学供,春日井南部学供施設改修費等でございます。 13目ふれあいセンター等管理費,1の(3)ニュータウンきずな事業は,昨年度から始めましたどんぐりを冠に行う芸術文化劇場,キッズ公民館に加え,市民と協働して講座やイベントを企画実施するどんぐりコラボレーションを新たに実施します。82,83ページ,2の(1)高蔵寺ふれあいセンター改修では,空調設備,外壁,屋根などを改修してまいります。 14目自治振興費,2自治振興事業は,市民イベントの春日井まつり,市民納涼まつりの経費のほか,地域のつながりを支援する経費を計上しております。(3)の区・町内会等活動支援事業は,区・町内会への助成やコミュニティ集会施設の改修助成,防犯灯や自治活動保険の経費のほか区長町内会長連合会の協力を得て,町内会加入促進策を検討していただくこととしております。3(仮称)市民活動促進のための基本指針策定は,自助・公助・共助のかかわりについて基本方針を定めるもの,4市民活動支援センター事業では,ささえ愛センターで活動していただいております登録団体の活動状況を市民ホールで紹介してまいります。5多文化共生推進は,国際交流ルーム開設5周年にあわせ,多文化共生フェスタを開催し,外国人市民との交流を深めてまいります。 84,85ページをお願いします。15目消費者行政推進費,1の(1)消費者啓発は,パイオネットを利用した相談事業のほか,相談が集中する月曜日と金曜日の相談員を1名増員いたします。 16目男女共同参画推進費,2の(1)かすがい男女共同参画プラン改定は,昨年度に実施しました市民意識調査をもとに,24年度からおおむね5年間の第二次計画を策定してまいります。 88,89ページをお願いいたします。20目諸費,1土地開発公社経営健全化は,これまで進めてきました健全化計画が22年度で終了しますので,適切な財源を確保し,引き続いて健全化を進めてまいります。3市民サービス公社運営費補助は,24年度中の公益法人認定取得に向け支援を行ってまいります。 90,91ページをお願いします。3項1目戸籍住民基本台帳費,3一般管理費では,引き続き緊急雇用創出事業を活用し,外国人来庁者の窓口対応として市民課窓口に通訳を配置いたします。 94,95ページをお願いします。4項3目選挙執行費は,愛知県議会議員選挙,春日井市議会議員選挙,衆議院議員愛知6区補欠選挙などの執行経費を計上しております。 100,101ページをお願いします。3款民生費,1項1目社会福祉総務費では,4社会福祉協議会運営補助のほか,5国民健康保険事業から8介護サービス事業まで,民生費に関連します4つの特別会計への繰出金を計上しております。 102,103ページをお願いします。2目社会福祉施設費は,総合福祉センターを初めとする社会福祉施設の管理に関する経費でございます。3目障がい者福祉費では,障害者自立支援法に関連する経費及び市単独で支援する経費を計上しております。2の(1)障がい者生活支援の(ウ)障がい者移動支援では,ガソリン利用券とタクシー利用券について制度の見直しを行います。また,(3)介護給付費及び訓練等給付費,104,105ページの(4)地域生活支援事業では,見込まれる事業費を計上するとともに,(6)臨時特例交付金事業として障害者自立支援法新法への円滑な移行を支援してまいります。(7)障がい者総合福祉計画改定は,昨年度実施しましたアンケート調査をもとに,24年度から26年度を計画期間とします計画を策定いたします。 4目老人福祉費,2の(1)特別養護老人ホーム等整備は社会福祉法人が整備する特別養護老人ホーム及び養護老人ホームの整備に対し補助するもの,(2)小規模特別養護老人ホーム整備,(3)認知症高齢者グループホーム整備は,施設整備とともに開設に必要な備品などを補助するものであります。 3高齢者福祉推進の106,107ページ,(3)高齢者介護予防の(ア)配食サービス利用助成では,利用者の声を取り入れて社会福祉協議会への委託や配食回数を見直し,(イ)住宅改修費助成は,市単独で実施してきました助成を5月で廃止いたします。(4)の(ア)介護ヘルパー資格取得支援では,できるだけ多くの希望者が受講できるよう補助制度を見直します。(8)高齢者総合福祉計画改定は,昨年度実施した実態調査をもとに,24年度から26年度を計画期間とする第5次計画を策定いたします。 このほかの変更として,昨年度まで介護保険関連事業費で計上しておりました事業は,介護保険事業の定着とともに支出科目を整理し,関連する支出科目,介護保険特別会計などで計上しておりますのでよろしくお願いをいたします。5目医療福祉費は,(1)子ども医療費から(5)後期高齢者福祉医療費に係る医療扶助であります。 110,111ページをお願いします。2項1目児童福祉総務費,3諸事業の(1)養育支援訪問事業は,育児,家事等の家庭支援によって児童虐待を防止するもの,(2)家庭児童相談は,総合福祉センターでの相談事業であります。 2目児童措置費,1の(1)子ども手当・児童手当は,対象者に月額1万3,000円を支給するもので,さらに23年度では3歳未満児への支給額を2万円としています。(3)子ども福祉手当は,一定の要件をもとに高校生以下の子どもに月額3,500円を支給してきましたが,子ども手当の支給など社会的給付の変更に伴い支給額を見直しております。2の(1)私立保育園保育実施委託・補助では,本年4月に開園いたしますいとうたんぽぽ保育園,あさひの森保育園の2園への委託を開始いたします。 112,113ページをお願いします。3目母子福祉費,1の(1)母子家庭等自立支援は,高等職業訓練に必要な訓練費を給付し,自立を支援するものであります。 4目保育園費,3の(1)保育園建替整備は,第三保育園を建てかえ,定員を200人から230人に増員し,待機児童の解消を図ってまいります。また,24年度に建てかえを予定しています神領保育園の実施設計費を計上しています。 114,115ページをお願いします。5目次世代育成支援対策費,2の(5)地域子育て創生事業は,昨年度実施しました3人乗り自転車の貸し出しのほか,新たにおむつの交換,授乳などが気軽にできる赤ちゃんほっとスペースを整備いたします。(6)こんにちは赤ちゃん訪問は,児童の健全な育成を見守る事業として,衛生費から民生費に支出科目を変更して計上いたしました。(7)親支援事業は,子どもへの虐待防止と養育不安を解消するため,親同士のミーティングを実施するものです。 6目青少年育成費の116,117ページ,1の(6)子ども・若者支援地域協議会は,国のモデル事業の指定を受け,ひきこもり等の若者の就労を支援してまいります。 118,119ページをお願いします。3項2目扶助費,1生活保護費は,長引く景気の低迷から生活保護受給者が急増しており,約2,250世帯の扶助費を計上しております。 120,121ページをお願いします。4款衛生費,1項1目保健衛生総務費,3(仮称)総合保健センター整備は,昨年度の基本計画をもとに,23年度では実施設計費を計上しています。6健康管理施設管理費は,健康管理センター,保健センターの施設管理,休日・平日夜間の急病診療,市からの委託を受けて実施する総合健診等の経費であります。 122,123ページをお願いします。2目保健予防費,2保健対策の(1)健康診査等,(ウ)子宮がん検診,(エ)乳がん検診では,節目検診を継続してまいります。3感染症予防の(1)の(イ)個別接種では,新型日本脳炎ワクチンの接種回数を大幅にふやしたほか,(2)の(ア)子ども感染症予防では,新たに子宮頸がん,ヒブ,小児用肺炎球菌のワクチン接種費用を助成するとともに,(イ)高齢者感染症予防では,肺炎球菌予防ワクチンの接種費用を助成し,疾病予防に努めてまいります。4の(3)妊婦・乳児健康診査の妊婦健診では,引き続き14回分の公費負担を計上しています。 124,125ページをお願いします。2項1目環境対策費,3の(1)地球温暖化対策機器設置費補助は,住宅用太陽光発電システムの設置補助,(2)地球温暖化対策実行計画改定は,地球温暖化対策の推進に関する法律の改正に伴う実行計画の改定,(3)緑のカーテンは省エネや地球温暖化防止の啓発であります。このうち(1)の住宅用太陽光発電システムの設置補助では,補助単価を見直し,より多くの設置に補助してまいります。5の(1)合併処理浄化槽設置費補助では,合併処理への転換を促進する単独処理浄化槽や,くみ取りからの転換補助額を増額する一方,新設の設置補助額は引き下げる改正を行います。また,(3)自然環境保全推進では,保全地区等候補地の調査と,希少野生動植物の種の指定を行います。 126,127ページをお願いします。3項1目清掃総務費,3の(2)プラスチック製容器包装分別収集は,緊急雇用創出事業を活用し,モデル地区での実施を継続し,(4)ごみ減量啓発は,ごみの出し方の周知と家庭用生ごみ処理機購入補助金のほか,ごみ処理基本計画を改定するものであります。 128,129ページをお願いします。2目ごみ処理費,1の(1)次期最終処分場整備は,引き続き生活環境への影響調査のほか,基本設計に係る経費,2不法投棄防止は緊急雇用創出事業を活用した休日・夜間のパトロールにかかる経費であります。 132,133ページをお願いします。5款労働費,1項1目労働諸費は,勤労者資金融資預託金,勤労福祉会館の管理費などを計上しております。 136,137ページをお願いします。6款農林水産業費,1項3目農産費,諸事業の(3)有害鳥獣駆除対策は,里山の環境の変化からイノシシの出没,アライグマによる農業被害もふえていますので,捕獲器の購入や駆除委託の経費を,(4)担い手育成支援は,認定農業者への農地集積に対する支援,学習農園の運営などの経費を計上しております。 4目農地費,1の(1)土地改良は,農業用水路等の改修,(3)愛知用水二期事業建設負担金は,愛知用水二期事業の春日井市の負担分を,17年度から33年度まで償還するものでございます。 138,139ページをお願いします。2項林業費,1目林業振興費,1森林病害虫等防除事業は,少年自然の家,都市緑化植物園などのナラ枯れ被害を防止するものでございます。 140,141ページをお願いします。7款商工費,1項1目商工総務費,2の(2)かすがい発見ビジネスフォーラム事業では,多くの市内企業が一堂に会して企業情報の共有と,自慢の技術やサービスのPRを行い,(3)就業支援事業は,商工会議所と連携して総合就職説明会を開催するもので,23年度は小牧市との共催も検討しています。(5)サボテンブランド構築事業は,食用サボテンのプランテーション化による増産体制の確立と,サボテンの効用を生かした商品開発を引き続き支援してまいります。 2目商工業振興費,1商工業振興条例等に基づく助成は,産業振興アクションプランに掲げます事業を,条例等の規定に基づき助成するものでございます。そのうち(1)の(ア)工場新増設・移転事業では,新たに既設工場の取得についても助成対象とするよう制度の改正を行い,これに関連する企業立地奨励,設備投資などの事業についても助成枠の対象を拡大してまいります。 また,142,143ページ,(4)金融支援の(ウ)小規模事業者経営改善資金利子補給は,日本政策金融公庫の改善資金の融資を受けた事業者に新たに利子補給を行い,負担の軽減を図るものでございます。また,(5)の(イ)商店街空き店舗活用事業は,空き店舗を利用して出店する店舗に,店舗改装費と賃借料の一部を助成するものですが,対象区域,対象店舗の期間,助成額を見直し,利用しやすい制度に変更いたします。3地域経済連携活性化事業は,ふるさと雇用再生事業を活用して地域団体が連携して企画実施する活性化事業を引き続き支援するとともに,4産業情報支援サイト事業では,企業を支援する情報サイトを利用してワンストップサポートを充実してまいります。 3目観光費,1春日井サボテン出店運営事業は,緊急雇用創出事業を活用して催事などに出店し,サボテンの普及を図るものであります。 148,149ページをお願いします。8款土木費,2項2目道路整備費,1の(1)幹線道路整備は,地域活力基盤創造交付金を活用して幹線道路を整備するもの,(2)市道,側溝整備は,生活関連道路の整備,(3)狭あい道路整備は,主に街づくり支援制度からの提案に係る経費であります。 150,151ページをお願いします。3目道路安全対策費,1の(1)交通安全施設設置は,道路照明灯,道路案内標識,防護さく,区画線,道路反射鏡などの設置に要する経費,(2)交差点改良は,桃山町,味美町,高蔵寺町地内の各交差点の改良,(3)あんしん歩行エリア整備は,八幡小学校区を初めとする市役所周辺の歩道を整備するもの,2道路安全施設管理費は,地下道・駅エレベーターの点検清掃などであります。 4目橋りょう整備費は,牛山橋を初め5橋の耐震化,県改修に伴う内津川橋りょう改築負担金,市内歩道橋の修繕などであります。 152,153ページをお願いします。3項1目河川整備費,2の(1)雨水流出抑制対策は,地蔵川沿いの浸水被害を軽減するため雨水調整池を整備するもので,昨年度の篠田公園に続いて,弥生地区の市道地下に1,200トンの調整池を整備するとともに,24年度に整備予定の勝川地区調整池の実施設計費につきましても予算計上しております。(2)高座地区排水路整備は,都市計画道路高座線の整備にあわせた排水路の整備,(3)南下原地区排水路等整備は,南下原地区の浸水被害の軽減に向けた幹線排水路整備の基本設計,実施設計,(4)小排水路整備は,浸水被害の解消に向けた地区排水路の整備であります。 154,155ページをお願いします。4項2目土地区画整理費,2組合施行土地区画整理事業負担金,補助金では,(1)南気噴,昨年組合を設立しました(2)熊野桜佐,(3)庄名のほか,西部第一・西部第二の組合設立に対しましても準備の補助をいたします。 また,156,157ページ,4インター周辺開発調査は,道路配置計画,まちづくり基本調査に係る経費であります。 3目街路事業費,2高座線整備は,道路築造等に係る経費,3勝川駅連続立体交差事業は,JR,県との交換用地の登記事務,4都市交流拠点整備事業のうちJR春日井駅では,駅周辺施設の物件調査及び検討,自由通路の整備に支障となる水路の移設と関連用地の取得などに係る経費を計上するとともに,29年度までの債務負担行為を設定しています。名鉄味美駅では,歩道整備と用地取得の経費を計上しております。 158,159ページをお願いします。4目都市下水路費,2堀ノ内雨水1号幹線整備は,神領,堀ノ内,熊野地区の浸水被害解消に向け,計画的に整備するものでございます。 160,161ページをお願いします。5目公園費,2の(1)牛山公園整備は,駐車場,駐輪場,植栽,園路整備,用地取得費で,これにより整備が完了いたします。(2)公園小工事では,松新公園,かんね公園,気噴南公園の整備費,また道風公園の実施設計費などの経費を計上しております。 162,163ページをお願いします。5項1目住宅管理費,2市営住宅改修では,道場山住宅C棟の耐震化,外壁改修に係る経費などを計上しています。 164,165ページをお願いします。9款消防費,1項1目常備消防費,2諸事業の(4)消防職員研修では,救急救命士3名の資格取得養成,(5)消防活動では,消防ホース,感染症対策機材,AEDなどの購入,(6)職員被服では,防火衣の購入などの経費を計上しています。 2目非常備消防費,2諸事業,166,167ページにまいりまして,(1)自主防災組織活動では,3組織の発足に必要な資材等を計上しております。 3目消防施設費,(1)消防車両整備は,消防ポンプ車,化学消防ポンプ車,高規格救急車,指導車2台の購入,(2)耐震性防火水槽整備は,40トンの耐震性貯水槽を神領町と気噴町に設置し,(3)消防施設小工事は,東出張所の耐震化工事,北出張所の耐震補強設計などを計上しております。 168,169ページをお願いします。10款教育費,1項2目事務局費には,2私立高等学校授業料補助,3私立幼稚園就園奨励費補助,4私立幼稚園支援に係る経費を計上しております。 170,171ページをお願いします。3目教育指導費は,2教育指導費に記載の諸事業及び教育全般に係る経費を計上しております。(1)は,小学校教科書の改訂に伴う指導書,副読本,(3)教育指導事業の日本語教育講師派遣,少人数指導支援対策では派遣講師を増員し,書道科事業は小学校2校でモデル事業を実施します。(4)の保健室整備は,熱中症対策として,各小中学校に冷凍庫,送風機の配備をそれぞれ計上しております。 172,173ページをお願いします。2項1目学校管理費,2学校管理費には,熱中症対策を含めた環境改善として,全小学校の図工室,理科室などに扇風機を設置し,また,緊急雇用創出事業を活用し,学校環境維持の経費を計上しています。 174,175ページをお願いします。3目学校建設費の1の(1)校舎等耐震補強は,14校の耐震補強工事及び24年度工事に向けて12校の耐震設計費,(2)校舎等小工事は,耐震補強にあわせて6校の屋根防水,外壁改修,3校の体育館屋根塗装のほか図書室の空調設備など,(3)グラウンド整備は防球ネットの設置費を計上しております。また,2芝生化事業では,小学校1校を予定しております。 176,177ページをお願いします。3項1目学校管理費,2学校管理費には,小学校同様,環境改善として,全中学校の理科室など特別教室に扇風機を設置し,また,緊急雇用創出事業を活用した環境維持の経費を計上しております。 178,179ページをお願いします。3目学校建設費,(1)校舎等耐震補強は,1校の耐震補強工事及び24年度工事に向けて5校の耐震設計費,(2)校舎等小工事には,耐震補強にあわせて屋根防水を計上しております。 180,181ページをお願いします。4項2目社会教育事業費,1の(3)生涯学習情報発信事業は講師や講座の情報提供,(5)大学連携講座は市内・県内の大学が持つ人材と設備を活用した講座の開設,(6)講師発掘・登用事業は,市民の自主企画による講座開催などの経費であります。 182,183ページをお願いします。4目野外教育センター費,1少年自然の家改修は,グリーンニューディール基金により太陽光発電,LED照明を取り入れるほか,あわせて耐震補強,屋根防水,外壁改修を実施いたします。2少年自然の家事業は,1年間を通しての野外活動振興事業,3都市緑化植物園事業は,植物園,少年自然の家が合同で開催する花と緑のフェスティバル,コンサート,講習会などの経費,4東部丘陵地域環境整備事業は,緊急雇用創出事業を活用して少年自然の家と植物園付近の散策路を保全し,園内の除草や清掃を行う経費を計上しております。 5目文化財費,2文化財事業,184,185ページ,(4)民俗考古調査は,土地区画整理事業にあわせて実施する遺跡発掘調査,(9)文化財継承は,昨年整備しました中央公民館におきまして貴重な資料の展示や,調べ・学びの体験を,(10)寄贈図書整理事業は市民や関係機関から寄贈を受けました歴史的・考古的書籍を緊急雇用創出事業を活用して整理し,図書館の図書貸し出しとともに連携できるようデータを整理するものでございます。 186,187ページをお願いします。7目図書館費,2諸事業,(1)図書購入は,後ほど申し上げます22年度補正予算の繰越明許費と一体で整備してまいります。 8目社会体育費,188,189ページの3の(1)スポーツ応援事業は,春日井市のPRにつながるスポーツ大会の開催を支援するものであります。 9目社会体育施設費,1の(1)新体育施設整備は,市民のスポーツ志向の高まりにこたえるため,落合公園に隣接する市民プール跡地に中規模の体育施設を建設するもので,23年度では実施設計費を計上しております。(2)総合体育館・温水プール改修は,総合体育館の得点板,温水レジャープールの改修であります。 190,191ページをお願いします。5項1目学校給食費,3の(1)新調理場整備は,東部地区新調理場の実施設計,土地造成,雨水調整池の整備,用地取得費などを計上しております。また,4食育推進給食会,これは旧学校給食会でありますが,(1)運営費補助には新たに保育園3園の調理業務に係る経費を計上しております。 192,193ページをお願いします。幼稚園に係る支出は,先ほど御説明しましたとおり事務局費に移りましたので,幼稚園費は廃目といたします。 194,195ページをお願いします。11款公債費,1目元金,2目利子は,市債の償還金及び利子,3目公債諸費は,公共用地先行取得事業特別会計への繰出金でございます。また,元金には公的資金補償金免除の対象となりました借り入れ利率6.2%の繰上償還を含めて計上しております。 196,197ページをお願いします。12款予備費は,昨年度と同額の3,000万円を計上しております。 以上,一般会計予算の歳出の主な内容について御説明申し上げました。 続きまして,特別会計の御説明をいたしますので,議案目次〔Ⅱ〕をお願いいたします。 議案目次〔Ⅱ〕の11ページをお願いします。 第5号議案 平成23年度春日井市公共用地先行取得事業特別会計予算について御説明いたします。 本予算は,第1条で歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億3,848万1,000円と定めるもので,歳入歳出予算の款・項の区分及び当該区分ごとの金額は,12ページ,第1表歳入歳出予算のとおりでございます。 歳出は,公共用地先行取得事業債の借り入れに係ります公債費の元利償還金として1億3,848万1,000円を計上し,歳入は全額一般会計からの繰入金を計上しております。 以上によりまして,予算説明書による説明は省略させていただきますので,よろしくお願いいたします。 続きまして,一般議案について御説明申し上げます。 議案目次〔Ⅲ〕の19ページをお願いいたします。あわせまして,附属資料〔Ⅰ〕の2ページを御参照ください。 第25号議案 春日井市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例についてであります。 本案は,旅費の支給についてさらに適正な支給とするため,規定を整備するものです。 20ページをお願いします。第2条第3項の改正は,目的地を市町村の所在地としています規定を削り,旅費の支給を旅行実費とするものです。 第6条は,字句の整理のほか4つの項について改正しております。 第1項の改正は,旅費の種類から支度料を削るもの,第6項の改正は,日当の支給を外国旅行に限るもの,第11項の改正は,第1項で支度料の規定を削りましたので,外国旅行の支度料に関する規定を削るもの,第14項の改正は,通常の旅費にかえ,日額旅費を支給する規定を削るものであります。 次に,第11条の改正は,職位下位の職員が随行する場合の旅行の旅費の調整については,市長,副市長に随行する旅行の旅費に限ることとするものでございます。 第13条の改正は,第2項で定める特急料金,急行料金の支給条件,第3項で定める座席指定料金の支給条件を削るとともに,第1項の各号で規定する乗車運賃等について,効率的な支給ができるよう改正するものであります。 第17条の改正は,国内旅行の日当の廃止に伴い,条を削除するもの。 同様に第19条の3は,日当の廃止に伴い扶養親族の移転料から日当の規定を削るものであります。 第20条日額旅費,第21条市内旅行の旅費,第22条市外の同一地内旅行の旅費の改正は,旅費の支給を実費としますので,それぞれ削除するものであります。 第24条の改正は,第6条第1項から支度料を削りましたので,外国旅行の旅費から支度料を削るとともに,職員を格付する職務の級を,国家公務員にあわせて6級を7級に,また,5級を6級に改めるものです。別表第1の改正は,第17条の削除に伴い日当の区分を削るものでございます。このほか字句等を整理しておりますので,よろしくお願いいたします。 附則につきましては,第1項で施行期日を平成23年4月1日とするもの,第2項の経過措置として,施行日以前に出発した旅行については従前の例によること,第3項と第4項は,この条例改正に伴い特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例,春日井市証人等の実費弁償に関する条例について,関連する条項をそれぞれ整理するものであります。 続きまして,23ページをお願いいたします。また,附属資料〔Ⅰ〕の3ページを御参照ください。 第26号議案 春日井市特別会計設置に関する条例の一部を改正する条例についてであります。 本条例は,第1条において,春日井市が設置する特別会計と,その会計が経理する事業を明確にしております。そのうち第6号老人保健医療事業特別会計を廃止し,第7号以下を繰り上げるものでございます。老人保健医療事業特別会計は,老後の健康保持と適切な医療を確保し,その経理を明確にするため昭和58年2月に設置いたしました。その後,平成20年度に,原則75歳以上の高齢者を対象とする後期高齢者医療制度が開始され,本特別会計では経過措置に定められました精算事務を行ってまいりました。しかしながらその経過措置も22年度で終了するため,本特別会計を廃止するものであります。 また,特別会計を設置する際には,その特別会計が経理する事業を明らかにすることが地方自治法に規定されておりますので,潮見坂平和公園事業を初め3事業について記載のとおり事業名を改め,内容を明らかにするものでございます。 附則につきましては,第1項で施行日を平成23年4月1日とし,第2項では廃止する老人保健医療事業特別会計の平成22年度収入,支出及び決算については,なお従前の例によることとするものであります。 続きまして,25ページをお願いします。あわせまして附属資料〔Ⅰ〕の3ページを御参照ください。 第27号議案 春日井市財政状況の公表に関する条例についてを御説明いたします。 本案は,第1条のとおり,地方自治法第243条の3第1項の規定に基づき財政に関する事項の公表について定めるもので,財政状況の公表をより効果的に実施するため,現条例を全部改正するものであります。 第2条は,公表の時期を,指定された固定の日から適切かつ速やかに公表できるよう記載のとおり改めるものであります。 第3条は,公表すべき事項について定めるもので,地方自治法に定める第1号,第2号のほか市民の関心の高い内容を柔軟に提供できるよう改めるものでございます。 第4条は,公表の方法について定めるもので,既に実施しております「広報春日井」,ホームページなどへの公表のほか,より効果的な情報発信ができるよう改めるものでございます。 附則は,施行日を平成23年4月1日とするものでございます。 以上,財政部が所管いたします諸議案について御説明申し上げました。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(水谷忠成君) 健康福祉部長 早川利久君。     〔健康福祉部長 早川利久君 登壇〕 ◎健康福祉部長(早川利久君) それでは,健康福祉部が所管します第6号議案から第9号議案まで並びに第29号議案及び第34号議案について御説明申し上げます。 初めに,議案目次〔Ⅱ〕の13ページをお願いいたします。 第6号議案 平成23年度春日井市国民健康保険事業特別会計予算について御説明申し上げます。 国民健康保険事業は,高齢化の進展や医療の高度化に伴い医療費が増加する中で,経済低迷の影響を受け,厳しい状況が続いております。こうした状況を踏まえて編成した予算となっておりますので,よろしくお願いいたします。 それでは,予算の内容について御説明申し上げます。 歳入歳出予算の総額は,歳入歳出それぞれ296億5,504万6,000円と定めるものであり,歳入歳出予算の款・項の区分及び当該区分ごとの金額は14ページから16ページまでの第1表歳入歳出予算に掲げるとおりでございます。 それでは,予算説明書そのⅡの18,19ページをお願いいたします。まず,歳入について御説明申し上げます。 1款1項国民健康保険税は90億236万円を計上しており,算定に当たり,一般被保険者7万8,700人,退職被保険者3,800人を見込んでいます。また,介護納付金分につきましては,40歳から64歳までの一般被保険者2万5,300人,退職被保険者3,700人を見込んでいます。 2款1項国庫負担金は58億8,121万2,000円を計上しており,このうち1目の療養給付費等国庫負担金は,一般被保険者の療養給付費,高額療養費,後期高齢者支援金及び介護納付金の34%の額が交付されるものでございます。 また,2目の高額医療費共同事業国庫負担金は,高額な医療費負担を調整する共同事業への拠出金の4分の1の額が交付されるものであり,3目の特定健康診査等国庫負担金は,特定健康診査及び特定保健指導に係る負担金でございます。 20,21ページをお願いいたします。2項国庫補助金は1億500万円を計上しており,このうち1目の財政調整交付金は国民健康保険事業の財政調整のため交付されるものであり,2目の出産育児一時金補助金は,出産育児一時金が平成21年10月から42万円に引き上げられたことに伴い,引き上げ額の4分の1の額が交付されるものでございます。 国保介護従事者処遇改善臨時特例交付金は,介護報酬の改定に伴い21,22年度の2年間の特例措置として交付されていたものでございます。 3款1項療養給付費等交付金は,退職者医療について各被用者保険から拠出される交付金で,12億1,650万7,000円を計上しています。 4款1項前期高齢者交付金は,65歳から74歳までの高齢者の占める割合により保険者間の財政調整を図るために交付されるもので,73億3,055万円を計上しています。 5款1項県負担金は1億7,824万6,000円を計上しており,このうち1目の高額医療費共同事業県負担金は高額医療費に対する県の負担金であり,また,2目の特定健康診査等県負担金は,特定健康診査及び特定保健指導に係る県の負担金であり,それぞれ国庫負担金と同額が交付されるものでございます。 22,23ページをお願いいたします。2項県補助金は財政調整のため県から交付されるもので,10億3,625万4,000円を計上しています。 6款共同事業交付金は,高額医療費に係る共同事業及び保険財政共同安定化事業に対する国保連合会からの交付金で,26億7,612万円を計上しています。 7款1項繰入金は21億6,924万5,000円を計上しており,内訳は説明欄に記載してあるとおりでございますが,保険基盤安定繰入金のうち保険税軽減分は低所得者に対する保険税の軽減額を補てんするもので,県が4分の3,市が4分の1を負担することとされています。また,保険者支援分は,国が2分の1,県と市がそれぞれ4分の1を負担するものであり,出産育児一時繰入金は出産育児一時金に要する費用の3分の2の額を繰り入れるものでございます。また,事務費繰入金は,システム修正や保険税の賦課などに要する事務費を繰り入れるものであり,財政安定化支援事業繰入金は,低所得者や高齢者に対する支援措置として繰り入れるものでございます。その他繰入金は,国保連合会医療費審査支払手数料や葬祭費のほか,特定健康診査・特定保健指導に要する費用,さらに財源補てんに充てるため繰り入れるものでございます。 8款諸収入,1項雑入は,保険税の延滞金収入や交通事故等による第三者行為に係る徴収金等であり,5,955万2,000円を計上しています。 24,25ページをお願いいたします。受託事業収入につきましては,これまで特定健康診査にあわせて実施していた介護保険の生活機能評価に要する費用を介護保険特別会計から受け入れていましたが,平成23年度から国の地域支援事業実施要綱の見直しに伴い,生活機能評価の実施方法を改めることとしたため,項目を削除するものでございます。 26,27ページをお願いいたします。次に,歳出について御説明申し上げます。 1款1項総務管理費は1億3,773万8,000円を計上しており,1目の一般管理費は,システム修正の委託料や国保連合会への負担金などであり,2目の賦課徴収費は納税啓発の推進員の賃金や,納税通知書の郵送料などでございます。 28,29ページの3目の運営協議会費は,国民健康保険運営協議会委員の報酬でございます。 2款保険給付費,1項療養諸費は204億487万9,000円を計上しておりますが,高齢被保険者数の増加や医療の高度化などに伴う医療費の伸びを勘案して,前年度と比較して9億2,472万3,000円の増加としております。 8目と9目の高額介護合算療養費は,医療費と介護サービス費の自己負担の合計額に上限を設定し,負担の軽減を図るものであり,また,10目の出産育児一時金は1件当たり42万円で,年間500件を見込んでおります。 30,31ページをお願いいたします。3款1項後期高齢者医療支援金は,後期高齢者の医療費の4割分を負担することとされているもので,46億8,756万8,000円を計上しております。 4款1項前期高齢者納付金1,221万円は,前期高齢者に係る財政調整のため支出するものであり,5款1項老人保健拠出金40万3,000円は,平成21年度の精算分でございます。 32,33ページをお願いいたします。6款1項介護納付金13億9,345万1,000円は,介護保険の第2号被保険者に係る納付金でございます。 7款1項共同事業拠出金は,高額医療費について県内の国民健康保険の保険者間で,財政の安定化を図るために拠出するもので,26億4,709万9,000円を計上しています。 8款1項保健事業費9,287万5,000円は,総合健診・がん検診に対する助成金や医療費通知に要する経費であり,2項の特定健康診査等事業費2億4,882万3,000円は,特定健康診査・特定保健指導に要する経費でございます。 34,35ページをお願いいたします。9款1項償還金及び還付加算金は,保険税の過誤納還付金を3,000万円計上しております。 以上が国民健康保険事業特別会計予算でございます。 次に,議案目次〔Ⅱ〕の17ページをお願いいたします。 第7号議案 平成23年度春日井市後期高齢者医療事業特別会計予算について御説明申し上げます。 後期高齢者医療は,平成23年度で制度開始から4年目を迎えますが,現在,国において新たな高齢者医療制度への改革が進められています。 それでは,予算の内容について御説明申し上げます。歳入歳出予算の総額は,それぞれ28億421万3,000円と定めるものであり,歳入歳出予算の款・項の区分及び当該区分ごとの金額は,18,19ページの第1表歳入歳出予算に掲げるとおりでございます。 予算説明書そのⅡの42,43ページをお願いいたします。まず,歳入から御説明申し上げます。 1款1項の後期高齢者医療保険料は23億2,094万1,000円を計上しておりますが,算定に当たり被保険者数を2万7,245人と見込んでいます。 2款1項の一般会計繰入金は,4億911万2,000円を計上しており,1目の事務費繰入金は,広域連合へ拠出する事務費と保険料徴収などに要する事務費であり,2目の保険基盤安定繰入金は,低所得者に対する保険料軽減分を繰り入れるものでございます。 44,45ページをお願いいたします。2項の償還金及び還付加算金414万円は,被保険者等に支払った過年度分の保険料の還付金や,その際に発生した還付加算金を広域連合から受け入れるものでございます。 3項の受託事業収入7,001万8,000円は,市が広域連合から受託して行う健康診査の受託料でございます。 46,47ページをお願いいたします。次に,歳出について御説明申し上げます。 1款1項総務管理費の1億258万2,000円は,健康診査の委託経費や電算システムの修正に要する経費及び被保険者証の郵送に係る経費等であり,2項徴収費641万8,000円は,保険料の徴収事務に係る印刷製本費や通信運搬費でございます。 2款1項後期高齢者医療広域連合納付金は,保険料収入,保険料の軽減負担分である保険基盤安定繰入金及び広域連合における事務費の市負担分を広域連合へ納付するものであり,26億9,107万3,000円を計上しております。 48,49ページをお願いいたします。3款1項償還金及び還付加算金は,過年度分の保険料還付金や還付に際しての加算金であり,414万円を計上しています。 以上が後期高齢者医療事業特別会計予算でございます。 次に,議案目次〔Ⅱ〕の20ページをお願いいたします。 第8号議案 平成23年度春日井市介護保険事業特別会計予算について御説明申し上げます。 介護保険は制度開始から10年を経過し,介護を必要とする高齢者を支える制度として定着してまいりましたが,高齢化の進展などに伴い介護給付費が年々増加しております。 それでは,予算の内容について御説明申し上げます。 歳入歳出予算の総額につきましては,歳入歳出それぞれ147億8,476万9,000円と定めるものであり,歳入歳出予算の款・項の区分及び当該区分ごとの金額につきましては,21ページから23ページまでの第1表歳入歳出予算に掲げるとおりでございます。 予算説明書そのⅡの56,57ページをお願いいたします。まず,歳入から御説明申し上げます。 1款1項の介護保険料は,第1号被保険者に係る保険料であり,32億57万9,000円を計上しています。 2款1項の国庫負担金25億8,815万6,000円は,居宅介護サービス給付費の20%及び施設介護サービス給付費の15%の額が交付されるものでございます。2項の国庫補助金は1億42万2,000円を計上しており,このうち2目の地域支援事業交付金は,介護予防交付金対象事業費の25%及び包括的支援等交付金対象事業費の40%の額が交付されるものでございます。 3款1項の支払基金交付金は43億1,325万5,000円を計上しており,1目の介護給付費交付金は保険給付費の30%の額が交付されるものであり,58,59ページの2目の地域支援事業支援交付金は,介護予防交付金対象事業費の30%の額が交付されるものでございます。 4款1項の県負担金20億6,711万1,000円は,居宅介護サービス給付費の12.5%及び施設介護サービス給付費の17.5%の額が交付されるものでございます。2項の県補助金は5,081万円を計上しており,このうち1目の地域支援事業交付金は,介護予防交付金対象事業費の12.5%及び包括的支援等交付金対象事業費の20%の額が交付されるものであり,2目の介護保険関係補助金は,低所得者に対する利用者負担の軽減措置に係る社会福祉法人等への補助金でございます。 5款1項の一般会計繰入金は20億1,197万2,000円を計上しており,このうち1目の介護給付費繰入金は保険給付費の12.5%の額となっています。また,2目の地域支援事業繰入金は,介護予防交付金対象事業費の12.5%及び包括的支援等交付金対象事業費の20%並びに国の緊急雇用創出事業基金を活用した地域包括支援センター相談体制等拡充事業を引き続き実施するための財源とするものであり,3目の事務費繰入金は介護保険事業に要する事務費に充てるものでございます。 60,61ページをお願いいたします。2項の基金繰入金は4億4,527万9,000円を計上しており,このうち1目の介護給付費準備基金繰入金は,介護サービス給付費等の財源とするものであり,2目の介護従事者処遇改善臨時特例基金繰入金は,介護従事者等の処遇改善のため,平成21年度から介護報酬が改定されたことに伴い,第1号被保険者の介護保険料の負担増を緩和するための財源とするものでございます。 6款1項の財産運用収入165万8,000円は,介護給付費準備基金及び介護従事者処遇改善臨時特例基金の積立金に対する利子でございます。 7款1項の地域支援事業収入552万4,000円は,筋力向上トレーニングなどの介護予防事業参加者から徴収するものでございます。 64,65ページをお願いいたします。次に,歳出について御説明申し上げます。 1款1項の総務管理費1,143万1,000円は,地域包括支援センター運営等協議会委員報酬や介護サービス利用者負担軽減対策などの経費であり,2項の徴収費1,080万円は保険料の賦課徴収事務に要する経費でございます。 66,67ページをお願いいたします。3項の要介護認定費は1億2,031万6,000円を計上しており,このうち1目の介護認定審査会運営費は,介護認定審査会委員報酬を初めとする介護認定審査会の事務費であり,2目の認定調査事務費は,認定調査や主治医意見書作成などに要する経費でございます。 68,69ページをお願いいたします。2款1項の保険給付費は143億2,390万4,000円を計上しており,1目の介護サービス給付費は高齢化の進展などの状況を踏まえ,前年度と比較し10億1,838万6,000円の増加となっています。また,2目の審査支払手数料は,介護サービス給付費に係る審査支払業務に要する経費でございます。 3款1項の基金積立金は165万8,000円を計上しており,1目の介護給付費準備基金積立金と2目の介護従事者処遇改善臨時特例基金積立金は,それぞれ利子収入を基金に積み立てるものでございます。 4款1項の介護予防事業費は,生活機能評価や筋力向上トレーニングなど介護予防事業に要する経費として5,433万8,000円を計上しておりますが,生活機能評価の実施方法について,国が地域支援事業の実施要綱を見直したことに伴い,これまで特定健診等にあわせて実施していたものを,23年度から市から送付する基本チェックリストによる点検結果により介護予防事業の対象者を把握する方法に改めることとしたため,9,700万円余りの減額となっています。 70,71ページをお願いいたします。2項の包括的支援等事業費は,地域包括支援センターの運営費や相談体制等拡充事業,高齢者実態把握調査,認知症介護家族支援教室・認知症介護家族サロンや介護相談員の派遣,処遇困難高齢者支援に要する経費であり,2億5,560万2,000円を計上しています。 72,73ページをお願いいたします。5款1項の償還金672万円は,過年度の介護保険料過誤納金の還付に必要な費用を計上するものでございます。 以上が介護保険事業特別会計予算でございます。 次に,議案目次〔Ⅱ〕の24ページをお願いいたします。 第9号議案 平成23年度春日井市介護サービス事業特別会計予算について御説明申し上げます。 この予算は,第一介護サービスセンターと第三介護サービスセンターで実施している訪問介護,通所介護及び居宅介護支援などの事業に関する予算を計上するものでございます。 それでは,予算の内容について御説明申し上げます。 歳入歳出予算の総額は,歳入歳出それぞれ1億2,196万6,000円と定めるものであり,歳入歳出予算の款・項の区分及び当該区分ごとの金額につきましては,25ページの第1表歳入歳出予算に掲げるとおりでございます。 予算説明書そのⅡの80,81ページをお願いいたします。まず,歳入から御説明申し上げます。 1款1項のサービス収入は1億1,189万1,000円を計上しており,1目の保険給付収入は訪問介護や通所介護などの介護サービスの実施に伴う保険給付であり,2目の利用者負担金収入は介護サービスの利用者から徴収するものでございます。 2款1項の一般会計繰入金は,事業運営に要する経費の一部を一般会計から繰り入れるものであり,914万円を計上しています。 3款1項の雑入93万4,000円は,介護予防支援事業者からの介護予防サービス計画作成業務の受託金でございます。 82,83ページをお願いいたします。次に,歳出について御説明申し上げます。 1款1項のサービス事業費1億2,196万6,000円は,第一介護サービスセンターと第三介護サービスセンターで実施する事業に要する経費を計上するものでございます。 以上が介護サービス事業特別会計予算でございます。 次に,議案目次〔Ⅲ〕の30ページをお願いします。あわせまして附属資料〔Ⅰ〕の4ページをお願いいたします。 第29号議案 春日井市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は,地方税法施行令の改正により市町村が課税する国民健康保険税の限度額が引き上げられたことに伴い,本市の国民健康保険税についても課税限度額を改めるものでございます。 改正内容は,附属資料記載のとおり基礎課税額を47万円から50万円に,後期高齢者支援金等課税額を12万円から13万円に,介護納付金課税額を9万円から10万円に改めるものでございます。 それでは,改正条文について御説明申し上げますので,31ページをお願いいたします。 第2条第2項は基礎課税額について,第3項は後期高齢者支援金等課税額について,第4項は介護納付金課税額について,それぞれ限度額を定めており,これらの限度額を附属資料記載のとおり改めるものでございます。また,第21条は国民健康保険税の減額に関する規定でございますが,この規定による減額後の課税限度額につきましても第2条と同様の改正を行うものでございます。 附則につきましては,この条例の施行日を平成23年4月1日とするものでございます。 最後に,議案目次〔Ⅲ〕の40ページをお願いします。あわせまして,附属資料〔Ⅰ〕の5ページも御参照ください。 第34号議案 愛知県後期高齢者医療広域連合を組織する市町村の数の減少及び愛知県後期高齢者医療広域連合規約の変更について御説明申し上げます。 本案は,平成23年4月1日に,幡豆郡一色町,吉良町及び幡豆町が西尾市に編入されることに伴い,愛知県後期高齢者医療広域連合規約を変更したいので,地方自治法第291条の11の規定により議会の議決をお願いするものでございます。 41ページの規約の改正内容につきましては,別表第2から「一色町,吉良町及び幡豆町」を削除するとともに,別表の改正に伴い第8条の規定の整理をするものであります。 附則は,この規約の施行日を平成23年4月1日とするものでございます。 以上,健康福祉部が所管いたします6議案について御説明申し上げました。どうぞよろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(水谷忠成君) 環境部長 西尾義和君。     〔環境部長 西尾義和君 登壇〕 ◎環境部長(西尾義和君) 環境部が所管いたします第10号議案,第31号議案について御説明申し上げます。 初めに,議案目次〔Ⅱ〕の26ページをお願いいたします。 第10号議案 平成23年度春日井市民家防音事業特別会計予算について御説明申し上げます。 この事業は,名古屋空港周辺の航空機騒音対策として実施しているものでございます。平成23年度につきましては,民家防音工事2戸,空調機の機能回復工事100台の実施を見込んでおります。 本予算の歳入歳出の総額は,第1条のとおり歳入歳出それぞれ3,830万円とし,歳入歳出予算の款・項の区分及び当該区分ごとの金額は,27ページの第1表歳入歳出予算のとおりでございます。 予算の内容につきましては,予算説明書により御説明申し上げます。各会計予算説明書そのⅡ,90,91ページをお願いいたします。 まず,歳入について御説明申し上げます。この事業に伴う財源といたしましては,1款県支出金が2,060万7,000円,2款繰入金が1,769万2,000円,3款諸収入が1,000円でございます。 次に,歳出について御説明申し上げます。92,93ページをお願いいたします。 1款1項民家防音事業費として,3,830万円を計上いたしております。その内訳でございますが,1目一般管理費の1,537万円は,人件費が主なものでございます。2目事業費の2,293万円は,民家防音工事2戸の事業費973万円と,空調機機能回復工事100台の事業費1,320万円でございます。 以上,第10号議案について御説明申し上げました。 続きまして,第31号議案 春日井市廃棄物の減量及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 議案目次〔Ⅲ〕の34ページをお願いいたします。あわせまして,附属資料〔Ⅰ〕の4ページを御参照ください。 本議案は,一般廃棄物の排出抑制の推進と適正な受益者負担を図る観点から,廃棄物減量等推進審議会の答申を受け,家庭系及び事業系の一般廃棄物を,市長が指定した場所に搬入したものに係る処理手数料を改正するものでございます。今回の改正につきまして,事業系一般廃棄物いわゆる事業ごみの処理手数料は,ごみ処理コストとの間に相当の乖離があり,また,近隣市町との大幅な格差,市外からの事業ごみの流入を誘発するおそれがあるため,事業ごみの処理手数料を改正するものでございます。 家庭系一般廃棄物いわゆる家庭ごみにつきましては,粗大ごみを含まない燃やせるごみ,燃やせないごみを,搬入量に制限なく無料で受け入れしており,事業ごみが家庭ごみへ混入する懸念やごみ排出抑制の観点から,通常のごみ量を超えて自己搬入する部分につき処理手数料を徴収するものでございます。 35ページをお願いいたします。初めに,第20条の表中,「規則で定める粗大ごみ」及び「粗大ごみを含み,排出量が一時に10キログラム以上のもの」で,「市長が指定した場所に搬入したもの」を,10キログラム以上の部分につき,10キログラムにつき100円と規定されております粗大ごみの手数料と,今回,燃やせるごみ,燃やせないごみの手数料を同額とするため,次表で新たに設ける「家庭系廃棄物」として統合し,表中,「規則で定める粗大ごみ」を「規則で定める粗大ごみ,市が収集及び運搬したものに限る」に改めるものでございます。 次の表では,現状における事業系廃棄物の処分の態様から埋め立てによる処分がなく,焼却による処分と破砕による処分が同額であるため,これらを「事業系廃棄物」として統合し,「上記以外の一般廃棄物,事業系廃棄物に限る」を,36ページをお願いいたします。「上記以外の一般廃棄物,市長が指定した場所に搬入したものに限る」に改め,家庭系廃棄物の手数料は10キログラム以上の部分につき,10キログラムにつき100円,事業系廃棄物の手数料は10キログラムにつき200円とするものでございます。 最後に,附則について,施行期日は市民及び事業者への周知を図るため,平成23年10月1日から施行し,事業系廃棄物の処理手数料については,平成23年度に10キログラムにつき130円,平成24年度に170円とする3年間の経過措置を行うものでございます。 以上,環境部が所管いたします議案について御説明申し上げました。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(水谷忠成君) 建設部長 長谷川五男君。     〔建設部長 長谷川五男君 登壇〕 ◎建設部長(長谷川五男君) 建設部が所管いたします第11号議案,第32号議案について御説明申し上げます。 議案目次〔Ⅱ〕の28ページをお願いいたします。 初めに,第11号議案 平成23年度春日井市潮見坂平和公園事業特別会計予算でございます。 潮見坂平和公園の整備につきましては,平成22年度末までに全体計画の3万区画の約75%に当たります2万2,388区画の造成が完了する予定でございます。このうち貸し付け区画数につきましては,本年1月末現在で2万1,579区画でございます。 本予算の歳入歳出の内容でございますが,総額をそれぞれ2億3,196万4,000円と定めるものでございます。歳入歳出予算の款・項の区分及び当該区分ごとの金額は,29ページの第1表歳入歳出予算のとおりでございます。 それでは,予算の内容につきまして御説明申し上げます。別冊の予算説明書そのⅡの106ページ,107ページをお願いいたします。 歳入でございますが,1款の使用料及び手数料につきましては,250区画の貸し付けを予定しておりまして,墓地永代使用料1億7,999万5,000円と墓地永代清掃手数料1,779万1,000円及び諸手数料18万円でございます。 2款の諸収入は,墓地永代清掃基金及び墓所整備基金の預金利子228万1,000円と雑入38万円でございます。 108ページ,109ページをお願いいたします。3款の繰入金につきましては,一般会計からの繰入金1,409万3,000円と,墓地永代清掃基金からの繰入金1,724万4,000円でございます。 次に,歳出でございますが,110ページ,111ページをお願いいたします。 1款1項1目総務管理費1億8,246万4,000円の主な内容は,職員の人件費としまして2,708万3,000円,墓地永代清掃基金積立金として1,823万9,000円,墓所整備基金積立金として8,073万8,000円,墓地使用申し込み事務等の墓園管理費として5,640万4,000円でございます。 112ページ,113ページをお願いいたします。2款1項1目墓地築造事業費4,950万円の主な内容は,第7墓所の測量調査など委託料として350万円,区画割工事などの工事請負費として4,600万円でございます。 続きまして,議案目次〔Ⅲ〕の37ページをお願いいたします。あわせまして別冊附属資料〔Ⅰ〕の5ページも御参照願います。また,別に配付となっております道路台帳路線網図も御参照ください。 第32号議案 市道路線の認定についてでございます。本案は,道路法第8条の規定に基づき,市道の路線の認定を行うものでございます。今回認定をお願いいたします路線は,都市計画法第29条の開発行為に伴う,公共用地に帰属される道路の8路線及び尾張都市計画都市高速鉄道事業勝川駅付近連続立体交差事業に伴う公共用地に帰属される道路の5路線,合わせまして13路線でございます。 以上,建設部が所管いたします第11号議案,第32号議案について御説明申し上げました。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(水谷忠成君) この際,暫時休憩いたします。                    午前11時49分 休憩---------------------------------                    午後1時 再開 ○議長(水谷忠成君) 休憩を閉じ,休憩前に引き続き会議を開きます。 順次提案理由の説明を求めます。まちづくり推進部長 服部比呂志君。     〔まちづくり推進部長 服部比呂志君 登壇〕 ◎まちづくり推進部長(服部比呂志君) それでは,まちづくり推進部が所管いたします第12号議案,第13号議案及び報告第1号につきまして御説明申し上げます。 初めに,議案目次〔Ⅱ〕の30ページをお願いいたします。 第12号議案 平成23年度春日井市松河戸土地区画整理事業特別会計予算についてでございます。 本事業は,施行面積66.3ヘクタール,総事業費179億5,000万円で事業を進めているところでございます。平成22年度末の事業進捗の見込みといたしましては,移転を必要とする家屋369戸のうち359戸の移転が完了し,道路築造等を含めた全体事業費に対する進捗率は,約90.6%となる予定でございます。 本予算は,歳入歳出予算と地方債からなるものでございまして,歳入歳出予算の総額をそれぞれ8億72万7,000円と定め,歳入歳出予算の款・項の区分及び当該区分ごとの金額は,31,32ページの第1表歳入歳出予算のとおりでございます。 次に,33ページをお願いいたします。地方債につきましては事業の財源として起こすもので,限度額を1億5,000万円とし,起債の方法及び利率等につきましては第2表地方債のとおりでございます。 それでは,予算の主な内容につきまして御説明申し上げます。予算説明書そのⅡの126,127ページをお願いいたします。 まず,歳入でございますが,1款繰入金3億5,083万9,000円につきましては,国庫補助事業の市負担分と市単独事業分に対しまして一般会計から繰り入れをお願いするものでございます。 2款国庫支出金につきましては5,976万円の国庫補助金を予定し,3款土地売却収入2億4,000万円は保留地約2,300平方メートルの処分を予定するものでございます。 次に,128,129ページをお願いいたします。6款の市債の1億5,000万円は,土地区画整理事業債でございます。 次に,歳出でございますが,130ページ,131ページをお願いいたします。1款1項の総務管理費につきましては3,672万3,000円とし,うち1目一般管理費3,640万3,000円は,人件費及び事務費等でございます。2目審議会費32万円は,審議会委員15名分の報酬でございます。 続きまして,132,133ページをお願いいたします。2款1項1目の事業費につきましては,6億1,942万8,000円とし,その主な内容は,出来形確認測量等の委託料として4,000万円,道路築造及び地盤造成費などの工事請負費として4億円,負担金,補助及び交付金につきましては水道工事負担金として7,843万円でございます。また,補償,補填及び賠償金につきましては,物件移転補償費として1億円をお願いするものでございます。 次に,3款1項公債費につきましては1億4,457万6,000円とし,このうち1目元金1億3,248万円は,土地区画整理事業債の元金償還金でございます。また,2目利子1,209万6,000円は,同じく土地区画整理事業債の利子でございます。以上,第12号議案について御説明申し上げました。 続きまして,議案目次〔Ⅱ〕の34ページをお願いいたします。 第13号議案 平成23年度春日井市勝川駅周辺総合整備事業特別会計予算についてでございます。 勝川駅周辺整備につきましては,昭和62年に策定した勝川駅周辺総合整備計画に基づき,快適で活力あるまちづくりを進め,これまで勝川駅前土地区画整理事業を初め7事業を立ち上げ,6事業が完了し,残りは1事業となっております。そうした中,平成23年度は勝川駅南口周辺土地区画整理事業の道路築造等と換地に向けた事務手続を推進するとともに,駅周辺で整備いたしました建築物等の適正管理に努めてまいります。 本予算は,歳入歳出予算からなるもので,歳入歳出予算の総額をそれぞれ5億9,545万4,000円と定め,歳入歳出予算の款・項の区分及び当該区分ごとの金額は,35,36ページの第1表歳入歳出予算のとおりでございます。 それでは,予算の主な内容につきまして御説明申し上げます。 予算説明書そのⅡの150,151ページをお願いいたします。まず,歳入でございますが,1款繰入金4億3,789万8,000円につきましては,国庫補助事業の市負担分と市単独事業分に対しまして,一般会計から繰り入れをお願いするものでございます。 2款国庫支出金につきましては,1,300万円の国庫補助金を予定しております。 3款1項使用料につきましては5,418万5,000円を予定しており,その内容といたしましては勝川駅前地下駐車場と,勝川駅南口立体駐車場の使用料でございます。 152,153ページをお願いいたします。4款2項貸付金収入につきましては,勝川開発株式会社からの貸付金収入6,980万円でございます。 5款財産収入2,053万5,000円につきましては,ルネックビル及び勝川駅南口立体換地ビルの建物賃貸料と,勝川駅北立体駐車場の土地賃貸料でございます。 次に,歳出でございますが,154,155ページをお願いいたします。 1款1項勝川駅周辺整備対策費につきましては,2億198万8,000円とし,うち1目事業総務費1億7,368万8,000円は,人件費及び勝川駅前公営施設の施設管理費等でございます。2目事業費2,830万円は,繰出金等でございます。 続きまして,156,157ページをお願いいたします。 2款1項勝川駅南口周辺土地区画整理事業費につきましては,1億5,970万6,000円とし,うち1目事業総務費3,661万8,000円は人件費及び事務費等でございます。 2目審議会費17万8,000円は,審議会委員10名,評価員5名分の報酬でございます。 3目事業費につきましては,1億2,291万円とし,その主な内容は出来形確認測量等の委託料,道路築造のための工事請負費でございます。 158,159ページをお願いいたします。3款勝川駅南口周辺整備対策費につきましては5,711万7,000円とし,勝川駅南口立体換地建築物購入のための公有財産購入費及び施設管理費等でございます。 4款勝川駅前地下駐車場管理費につきましては3,215万7,000円とし,施設管理費等でございます。 160ページ,161ページをお願いいたします。5款公債費につきましては,1億4,448万6,000円とし,このうち1目元金1億3,091万9,000円は,勝川駅前地下駐車場整備に係る市債の元金償還金でございます。 また,2目利子1,356万7,000円は,同じく勝川駅前地下駐車場整備に係る市債の利子でございます。以上,第13号議案について御説明させていただきました。 続きまして,議案目次〔Ⅲ〕の42ページ,43ページをお願いします。あわせまして附属資料〔Ⅰ〕の5ページを御参照ください。 報告第1号 ペデストリアンデッキA橋築造工事の変更契約の専決処分についてでございます。 本報告は,地方自治法第180条第1項の規定により,ペデストリアンデッキA橋築造工事の変更契約について専決処分を行ったもので,同条第2項の規定により御報告するものでございます。工事名は,ペデストリアンデッキA橋築造工事,契約の相手方は,春日井市松新町1丁目4番地,佐藤工業株式会社春日井営業所,変更の内容は,契約金額1億7,010万円を1億7,437万2,450円に変更したものでございます。 変更理由は,工事場所がJR東海勝川駅舎及び営業線に近接しているため,JR東海と近接協議を行ったところ,鉄道の安全確保のためにJR東海職員の立ち会いにかわる工事管理者及び列車見張り員の配置が必要になったこと,駅舎2階出入り口とペデストリアンデッキA橋の接続部のけたカバーの形状についての協議がJR東海と整い施工したこと等により,請負契約金額が427万2,450円の増額となったものでございます。 以上,当部が所管いたします第12号議案,第13号議案及び報告第1号につきまして御説明させていただきました。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(水谷忠成君) 上下水道部長 瀧本広男君。     〔上下水道部長 瀧本広男君 登壇〕 ◎上下水道部長(瀧本広男君) 上下水道部が所管いたします第14号議案及び第16号議案について,順次御説明を申し上げます。 初めに,議案書〔Ⅱ〕の37ページをお願いいたします。 第14号議案 平成23年度春日井市公共下水道事業特別会計予算についてでございます。 本事業は,生活環境の改善,集中豪雨時の浸水防除及び公共用水域の水質保全など,市民生活に欠くことのできない都市の根幹的な施設として,事業運営,整備を進めるものでございます。平成22年度末の市の人口に対する普及率は,約66.2%の見込みでございます。 現在,下水道事業はストックの時代を迎える中で,事業を取り巻く環境はますます厳しい状況にありますが,下水道サービスを将来にわたって安定的に提供していくため,より一層事業の効率的・効果的な執行に努めてまいります。 本事業の歳入歳出予算の総額は,第1条のとおり歳入歳出それぞれ94億873万9,000円と定めるもので,前年度に比べまして約9.4%,8億595万5,000円の増額となっております。この主な理由といたしましては,後年度の利子負担軽減を図るため,国の公債費負担軽減対策を活用し,高金利の公的資金を繰上償還し,低金利で借りかえることによるものでございます。 歳入歳出予算の款・項の区分及び当該区分ごとの金額は,38,39ページに掲げます第1表歳入歳出予算のとおりでございます。 第2条地方債につきましては,40ページに掲げます第2表地方債のとおりでございまして,借り入れ限度額を32億9,900万円と設定し,起債の方法,利率,償還の方法について定めるものでございます。 次に,歳入歳出予算の内容について御説明申し上げます。まず,歳入について申し上げます。予算説明書そのⅡの178,179ページをお願いいたします。 1款使用料及び手数料につきましては,下水道使用料を初めとした使用料21億2,492万3,000円と,排水設備審査等の手数料206万円を合わせました21億2,698万3,000円を計上しております。 2款国庫支出金につきましては,公共下水道築造事業に対する国の補助金7億2,175万円を計上するものでございます。 3款県支出金につきましては,公共下水道築造事業に対する県の補助金130万円を計上しております。 4款負担金につきましては,公共下水道の面整備に伴う公共下水道築造事業受益者負担金でございますが,平成23年度での新たな賦課地区はないため,滞納繰越分のみを計上するものでございます。 次に,180,181ページをお願いいたします。5款繰入金につきましては,一般会計からの繰入金で,雨水処理に要する経費など32億5,863万5,000円を計上するものでございます。 6款諸収入につきましては97万1,000円を計上しておりますが,その主なものは名古屋市からの下水処理費受託金88万円でございます。 7款市債につきましては32億9,900万円で,前年度に比べ11億2,950万円の増加となっておりますが,これはさきに述べました公債費負担対策としての繰上償還に伴う借換債11億6,440万円が含まれることによるものでございます。 続きまして,歳出の内容を御説明申し上げます。182,183ページをお願いいたします。1款総務費,1項総務管理費につきましては15億5,637万7,000円でございますが,これは浄化センターの維持管理業務など事業運営に必要な経費全般を計上しております。 まず,1目一般管理費につきましては,3億1,246万5,000円を計上しております。このうち主な費用といたしまして,13節委託料1億4,852万6,000円を計上しておりますが,これは下水道使用料の徴収事務及び下水管渠の維持管理等に必要な業務の委託料でございます。 次に,184,185ページをお願いいたします。2目高蔵寺浄化センター管理費の3億9,270万5,000円は,処理施設の維持管理に必要な経費を計上しております。主な費用といたしましては,11節需用費1億2,168万6,000円は,汚水処理に必要な薬品代,電気料及び機械電気設備等の修繕料などでございます。13節委託料2億2,968万2,000円は,維持運転業務及び下水汚泥処分の委託料が主なものでございます。3目勝西浄化センター管理費4億9,423万6,000円につきましても,同様に処理施設の維持管理等に必要な経費を計上しております。 186,187ページをお願いいたします。4目南部浄化センター管理費3億5,697万1,000円につきましても,さきの浄化センター管理費と同様に処理施設の維持管理等に必要な経費を計上しております。 188,189ページをお願いいたします。2款事業費につきましては17億2,782万2,000円で,前年度に比べて3億243万9,000円の減額となっております。 1目築造事業費のうち13節委託料6億9,400万円の主な内容といたしましては,債務負担行為の設定をしております南部浄化センターの水処理施設増設,公共下水道計画区域などの見直しを行う下水道基本計画改定,岩野川排水区の浸水対策としての雨水調整池計画策定,浄化センターの老朽化に対応した長寿命化計画策定などでございます。 190,191ページをお願いいたします。15節工事請負費8億9,820万円の主な内容といたしましては,東野地区,松河戸土地区画整理地区での新たな管渠整備また岩野川排水区での朝日出公園雨水調整池整備,地震対策としてのマンホールトイレシステム整備及び勝西浄化センターにおける電気設備,第1プラント設備の更新などを行ってまいります。22節補償,補填及び賠償金で計上いたしました7,450万円は,東野地区などの面整備に伴う水道管,ガス管等の移設補償費でございます。 3款公債費につきましては,61億2,454万円を計上いたしており,前年度に比べて11億800万9,000円の増額となっております。これはさきに述べました高金利の地方債を低金利で借りかえるための繰上償還額11億6,461万2,000円が主な要因でございます。 以上,第14号議案について御説明申し上げました。 続きまして,議案書〔Ⅱ〕の45ページをお願いいたします。 第16号議案 平成23年度春日井市水道事業会計予算についてでございます。 本予算は,地方公営企業法第24条の規定に基づき,平成23年度水道事業における業務の予定量と,これに関する収入及び支出について御提案申し上げるものでございます。 初めに,第2条の業務予定量でございますが,給水人口を30万8,600人,給水栓数を11万9,900栓,年間総配水量を3,540万5,000立方メートル,1日平均配水量を9万6,735立方メートルといたしております。 主な建設改良事業は,町屋送水場更新整備費として23億4,875万円を予定しております。 次に,第3条の収益的収入及び支出でございますが,業務予定量をもとに水道事業収益は55億9,304万6,000円を予定し,前年度比3億425万6,000円,率にいたしまして5.8%の増となっております。これに対し,受水費,減価償却費などの営業費用を含めた水道事業費用は,52億6,401万6,000円を予定し,前年度比1,644万9,000円,率にいたしまして0.3%の減となっております。 次に,46ページをお願いいたします。第4条の資本的収入及び支出でございますが,収入といたしましては,工事収入,一般会計貸付金返還金など4億703万8,000円を予定し,前年度に比べ3億1,456万6,000円,43.6%の減となっております。 一方,支出といたしましては,水道施設整備などを行うための費用として48億8,269万4,000円を予定しており,前年度に比べ22億4,900万2,000円,率にいたしまして85.4%の増となっております。 資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額44億7,565万6,000円につきましては,過年度分損益勘定留保資金42億7,019万1,000円及び当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額2億546万5,000円をもって補てんするものでございます。 平成23年度に予定しております水道施設整備事業につきましては,中長期施設整備計画に基づき,計画的な施設の更新や整備を行ってまいります。その主な内容といたしましては,地震災害などによる大規模な断水を回避するため,送水管路の二重化整備のほか送・配水管の仕切り弁の設置などの事業を進めてまいります。また,老朽化対策といたしまして,継続事業として進めております町屋送水場の更新整備,老朽管の布設がえ事業など計画的に進めてまいります。公共下水道事業,土地区画整理事業の受託事業につきましても,その進捗にあわせ配水管の布設を進めてまいります。 第5条は,県営水道受水ポンプ場から東山配水場及び東神明配水場に至る送水管の二重化整備事業について,平成23年度から27年度までの5カ年の継続事業とし,総額を23億6,400万円,また,年割額を記載のとおりに定めるものでございます。 次に,47ページをお願いいたします。第6条につきましては,一時借入金の限度額を1億円と定めるものでございます。第7条,第8条では,経費の流用について定めるものでございます。第9条は,一般会計からの補助金を234万円と定めるものでございます。第10条は,量水器などの棚卸資産の購入限度額を5,857万2,000円と定めるものでございます。なお,予算の詳細につきましては,別冊の予算説明書そのⅡに記載しておりますが,説明は省略させていただきますのでよろしくお願いいたします。 以上,上下水道部が所管いたします第14号議案及び第16号議案について御説明申し上げました。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(水谷忠成君) 市民病院事務局長 森 典嗣君。     〔市民病院事務局長 森 典嗣君 登壇〕 ◎市民病院事務局長(森典嗣君) 市民病院が所管します第15号議案及び第33号議案について御説明申し上げます。議案目次〔Ⅱ〕の41ページをお願いいたします。 第15号議案 平成23年度春日井市春日井市民病院事業会計予算についてでございます。 本予算は,平成23年度における市民病院の業務予定量,収入,支出について定めるもので,地方公営企業法に基づき御提案を申し上げるものでございます。 初めに,第2条の業務の予定量についてでございますが,第1号の病床数は一般病床550床と感染症病床の6床でございます。第2号の年間患者数は,入院患者数18万3,000人,外来患者数37万8,200人とするもので,第3号の一日平均患者数は,入院患者数500人,外来患者数1,550人を予定しております。また,第4号の主要な建設改良事業は,資産整備費として医療器械及び備品購入費等で5億7,750万1,000円を予定しております。 第3条収益的収入及び支出についてでございますが,これにつきましては第2条の業務の予定量をもとに積算したものでございます。 42ページをお願いします。1款の病院事業収益は140億5,865万4,000円を予定しております。前年度と比較をしますと,3億2,101万9,000円,2.3%の増加となっております。内訳は,1項医業収益が132億5,494万9,000円で収益全体の94.3%,2項の医業外収益が8億370万4,000円で5.7%となっております。 次に,支出でございますが,1款の病院事業費用は142億1,942万9,000円を予定しております。前年度と比較をしますと,1億720万7,000円,0.8%の増加となっております。内訳は,1項の医業費用が135億3,516万5,000円で,費用全体の95.2%,2項の医業外費用が6億5,069万7,000円で4.6%となっており,3項の特別損失は3,356万7,000円となっております。 続きまして,第4条の資本的収入及び支出についてでございますが,資本的収入は3億746万9,000円でございます。内訳は,1項出資金が1億746万8,000円で,企業債の元金償還分の一部を一般会計から繰り入れるものでございます。2項の他会計貸付金返還金は2億円で,一般会計に貸し付けをしました残額14億円の返還金でございます。 次に,資本的支出は13億8,470万円を予定しております。内訳は,1項建設改良費が5億7,750万2,000円で,第2条第4号の説明で申し上げました施設整備と資産整備に係る費用でございます。2項償還金が6億9,649万7,000円で,企業債の元金を償還するものでございます。3項投資が4,560万1,000円で,看護師確保対策の一つとして看護修学資金の貸し付けを予定するものでございます。4項の開発費は6,510万円で,電子カルテシステム構築などの委託費用でございます。 また,資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額10億7,723万1,000円は,第4条の括弧書きに記載してございますように過年度分損益勘定留保資金10億7,590万3,000円と,当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額132万8,000円で補てんするものでございます。 43ページをお願いします。第5条は,一時借入金の限度額を2億円とするものでございまして,第6条,第7条は,経費の流用について定めるものでございます。第8条は,一般会計からの補助金を6億3,513万5,000円と定めるものでございます。第9条は,棚卸資産の購入限度額を36億2,556万8,000円と定めるものでございます。第10条は,重要な資産の取得として,44ページの表にありますCT付頭腹部血管撮影装置等の医療機器の購入を定めるものでございます。なお,予算等の詳細は別冊の予算説明書そのⅡの205ページ以降にございますが,これにつきましては説明を省略させていただきますので,よろしくお願いをいたします。 続きまして,第33号議案について御説明を申し上げます。議案目次〔Ⅲ〕の39ページをお願いします。 第33号議案 損害賠償の額の決定についてでございます。 本案は,平成15年3月10日,春日井市民病院における事故に対する損害賠償の額の決定についてお願いをするものでございます。 損害賠償の額は400万円,損害賠償の相手方は記載のとおりでございます。 事故の概要について御説明を申し上げます。 平成15年1月8日,相手方が脳梗塞の疑いで当院に入院され,検査の結果,脳の血管に硬膜動静脈奇形を認めました。入院治療した結果,症状が軽快し,16日には一たん退院をされました。その後,カテーテルを用いたこの硬膜動静脈奇形の治療を希望され,同年3月10日当院で手術を受けてみえます。手術後,病室へ戻られ,夕食もとられ,就寝をされましたが,翌朝不穏な状態となり,緊急CT検査の結果,手術部位とは別の部位に脳梗塞が認められました。その後,言語訓練などのリハビリを受けられ,日常会話もできるようになり,歩行も安定したため,家族の希望もあって同年4月21日には退院をされました。しかしながらその後病状が悪化し,現在は要介護3の認定を受けてみえると,このように聞いております。 平成19年1月10日に,血管内治療の選択に係る説明の過程と,手術及び看護に手落ちがあるとして,1億円の損害賠償を求められました。その後,解決に向けて話し合いを続けてまいりましたが合意に至らず,平成22年3月10日,名古屋地方裁判所に2,310万円の損害賠償を求め,提訴をされました。 その内容は,手術の内容,危険性などについて正確な説明を怠り,自己決定の機会を奪った。術後管理の不備により速やかな対応を怠った等として,慰謝料2,100万円,弁護士費用210万円の請求でございました。 これに対して,市民病院としては,術後管理についての手落ちはないことなどを主張してきたところでございます。しかしながらこのたび裁判所から和解案が示され,手術の説明不足については相手方の主張が認められたものの術後管理についての手落ちはないというような内容になっており,市民病院の主張をほぼ認めていただいていると,このように判断できることから,今回和解に応ずることとしたものでございます。 今回の事案につきましては,相手方も同意をされ,速やかな解決を望んでみえますので,この決定をしていただきたく議案として提出したものでございます。どうぞよろしく御審議賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(水谷忠成君) 総務部長 近藤和記雄君。     〔総務部長 近藤和記雄君 登壇〕 ◎総務部長(近藤和記雄君) それでは,総務部が所管いたします第17号議案から第24号議案までの8議案につきまして,御説明いたします。 初めに,第17号議案 春日井市職員定数条例の一部を改正する条例について御説明いたします。 議案目次〔Ⅲ〕の1ページをお願いいたします。あわせまして附属資料〔Ⅰ〕の1ページを御参照願います。 本案は,効率的な事務運営を図るために必要な職員定数の改正を行うものでございます。 それでは,内容について御説明いたします。 2ページをお願いいたします。第2条第1項におきましては,市の組織の各事務部局の職員定数を定めておりますが,このうち第1号の市長の事務部局の職員のうち,イ市民病院の職員の定数を現行702人から716人に改めるものであり,あわせまして第3号の消防機関の職員の定数を,現行293人から301人に,第5号の教育委員会の事務部局の職員の定数を,現行90人から86人にそれぞれ改めるものであります。 第2条第2項におきましては,職員の総定数を定めておりますが,現行2,495人を2,513人に改めるもので,附則につきましては,この条例の施行日を平成23年4月1日とするものであります。 3ページをお願いいたします。第18号議案 春日井市職員の公益的法人等への派遣等に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。 本案は,職員を派遣できる団体の名称の整備及び追加を行うとともに,派遣職員に対する給与の支給について改正を行うものであります。 内容につきましては,4ページをお願いいたします。第2条第1項は職員を派遣できる団体を定めておりますが,このうち財団法人春日井市学校給食会を(3)公益財団法人春日井市食育推進給食会に,日本下水道事業団を(11)地方共同法人日本下水道事業団に改めるとともに,新たに職員を派遣できる団体として(6)財団法人愛知県市町村振興協会研修センターを追加するものであります。 第5条は,派遣職員の給与について定めておりますが,給料及び一部の手当に限って市が直接支給できることとしているものを,給料及びすべての手当について市が直接支給できることとするもので,同条第2項は,給与の支給に当たって派遣先団体の労働条件を市の勤務条件とみなすものであります。 第6条は,前条で給与条例の略称を規定したことによる語句の整理を行い,第9条は職員のうち企業職員等の派遣について,第5条と同趣旨の規定を整備するものでございます。 5ページをお願いいたします。附則につきましては,この条例の施行日を平成23年4月1日とするものでございます。 続きまして,第19号議案から第22号議案までにつきまして御説明いたします。 市長,副市長の給料及び議員の議員報酬につきましては,昨年12月7日,春日井市特別職報酬等審議会に諮問を行いまして,本年2月1日,同審議会から引き下げが妥当であるとの答申を受け,改定するものでございます。 6ページをお願いいたします。第19号議案 春日井市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。内容につきましては,7ページをお願いいたします。 本案は,市長の給料月額を101万8,500円から101万5,000円に引き下げ,副市長の給料月額を85万600円から84万7,000円に引き下げるもので,附則につきましてはこの条例の施行日を平成23年4月1日とするものであります。 8ページをお願いいたします。第20号議案 春日井市教育長の給与,勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。 9ページをお願いいたします。本案は,市長等特別職の給料の引き下げに準じ,教育長の給料月額を74万1,000円から73万8,000円に引き下げるもので,附則につきましては,この条例の施行日を平成23年4月1日とするものであります。 10ページをお願いいたします。第21号議案 春日井市常勤の監査委員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。 11ページをお願いいたします。本案は,市長等特別職の給料の引き下げに準じ,常勤の監査委員の給料月額を56万3,500円から56万1,000円に引き下げるもので,附則につきましては,この条例の施行日を平成23年4月1日とするものであります。 12ページをお願いいたします。第22号議案 春日井市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。 13ページをお願いいたします。附属資料は2ページでございます。 本案は,議長の議員報酬月額を63万2,000円から62万9,000円に,副議長の議員報酬月額を57万1,000円から56万9,000円に,議員の議員報酬月額を52万5,000円から52万3,000円に引き下げるもので,附則につきましては,この条例の施行日を平成23年4月1日とするものであります。 14ページをお願いいたします。第23号議案 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。内容につきましては,15ページをお願いいたします。 本案は,勤務形態等から,特別職ではなく一般職の嘱託職員とすることが適当と思われる別表中,21家庭・児童相談員,39生涯学習指導員のほか,16ページの48母子自立支援員,50DV相談員の4職種につきまして,本条例から削除するものであります。 附則につきましては,この条例の施行日を平成23年4月1日とするものでございます。 17ページをお願いいたします。第24号議案 春日井市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。 本案は,国家公務員の給与制度の改正に準じ,改正を行うものでございます。 18ページをお願いいたします。第15条第2項は,長期にわたり病気休暇を取得した場合の給料の半減について定めておりますが,語句の整理を行うとともに,結核性疾患に係る期間の特例を廃止するもので,第3項につきましては公務災害等により勤務しない期間の取り扱いなどを規則で定めることとするものであります。 附則第1項につきましては,この条例の施行日を平成23年4月1日とするもので,附則第2項につきましては,施行日の前から結核性疾患に係る特例を受けている職員の経過措置について定めるものであります。 以上,総務部が所管いたします第17号議案から第24号議案までの8議案につきまして御説明いたしました。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(水谷忠成君) 消防長 梅本治郎君。     〔消防長 梅本治郎君 登壇〕
    ◎消防長(梅本治郎君) それでは,消防本部が所管いたします第28号議案 春日井市手数料条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 議案目次〔Ⅲ〕の28ページをお願いいたします。あわせまして別冊附属資料〔Ⅰ〕の3ページを御参照ください。 本議案は,平成22年12月17日に愛知県事務処理特例条例の一部を改正する県条例が公布され,愛知県からの事務の権限移譲に伴い春日井市手数料条例の一部を改正し,別表中に火薬類取締法関係手数料を新たに加えるものでございます。 改正内容につきましては,29ページをお願いいたします。平成23年4月1日から,火薬類取締法に基づく煙火消費許可が春日井市に権限移譲され,煙火の消費の許可をするための事務を行うものでございます。この事務につきまして,煙火の消費の許可の申請に対する審査手数料を手数料条例の別表中に,3火薬類取締法関係手数料として整備するものでございます。また,一定数量以上の打ち上げ花火等の煙火を消費しようとするものの許可の申請に対する審査事務手数料の額を7,900円とするものでございます。なお,この額は愛知県及び地方公共団体の手数料の標準に関する政令で定める額と同額とするものでございます。 附則については,この条例の施行期日を定めるもので,平成23年4月1日から施行するものであります。 以上,消防本部が所管いたします議案について御説明申し上げました。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(水谷忠成君) 青少年子ども部長 小林奈津子君。     〔青少年子ども部長 小林奈津子君 登壇〕 ◎青少年子ども部長(小林奈津子君) それでは,青少年子ども部が所管いたします第30号議案 春日井市子ども福祉手当条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。議案目次〔Ⅲ〕の32ページをお願いいたします。あわせまして附属資料〔Ⅰ〕の4ページを御参照ください。 本案は,ひとり親家庭等の子どもの健全な育成を図ることを目的として支給しております子ども福祉手当につきまして,県下の市町村における同種の手当の支給状況を比較・検討するとともに,高校生等については子育てに係る費用が他の年齢層と比べて高いことなどを勘案し,手当の額を年齢区分に応じた支給額に改定するものでございます。 それでは,本案の内容につきまして御説明申し上げます。33ページをお願いいたします。 第4条の手当の額につきまして,支給要件に該当する子ども1人につき区分に応じた支給額を定めるもので,第1号は,12歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある子ども,これは小学生以下でございますが,月額2,000円,第2号は,12歳に達する日後の最初の4月1日から15歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある子ども,これは中学生でございますが,月額3,000円,第3号は,前2号に掲げる子ども以外の子ども,これは高校生等でございますが,月額4,000円とするものでございます。 附則につきましては,第1項は,この条例の施行日を平成23年4月1日とするものでございます。 第2項は,この条例の施行の際に必要な経過措置を定めるものでございます。 以上,青少年子ども部が所管いたします第30号議案について御説明申し上げました。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。--------------------------------- ○議長(水谷忠成君) 日程第2 第1号議案から第3号議案までの3件を一括議題といたします。 順次提案理由の説明を求めます。財政部長 新開正人君。     〔財政部長 新開正人君 登壇〕 ◎財政部長(新開正人君) それでは,第1号議案 平成22年度春日井市一般会計補正予算(第4号)について御説明いたします。 議案目次〔Ⅰ〕の1ページをお願いいたします。 本議案の主な内容は,歳入予算の組み替え,国の緊急総合経済対策に応じた地域活性化事業,それに関連する繰越明許費の設定などでございます。 第1条歳入歳出予算の補正は,歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5億4,165万6,000円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ859億4,862万2,000円とするものであります。 歳入歳出予算の補正の款・項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は,2ページから3ページにかけての第1表歳入歳出予算補正のとおりであります。 まず初めに,歳入歳出予算の補正の内容について歳出から御説明いたしますので,別冊となっております平成22年度春日井市各会計補正予算(第5号)説明書をお願いいたします。 それでは,10,11ページをお願いいたします。2款総務費,1項総務管理費,11目安全なまちづくり対策費では,60万円を上限に補助しております民間木造住宅の耐震化工事について,緊急総合経済対策に伴う国の補正予算において1戸当たり30万円を上乗せすることになりましたので,50戸を予定し,補正するものであります。また,工事は予算成立後となりますので,あわせて繰越明許費を設定いたしております。 3款民生費,1項社会福祉費,1目社会福祉総務費では,国民健康保険事業の共同事業拠出金に対する繰出金であります。4目老人福祉費は,民間老人福祉施設内に整備いたします職員用保育施設の整備について,国庫補助金を財源として補助をするものでございます。 3項生活保護費,1目生活保護総務費では,平成21年度に概算交付を受けましたセーフティネット支援対策費補助金について,清算の結果,返還金が生じましたので,これを返還するものです。 4款衛生費,1項保健衛生費,2目保健予防費では,各種がん検診の受診者の増加に伴う経費を補正するものであります。 8款土木費,4項都市計画費,6目緑化振興費では,篤志家によります寄附金をその趣旨に沿って緑化振興基金に積み立てるものであります。 12,13ページをお願いいたします。10款教育費の補正は,いずれも緊急総合経済対策の地域活性化交付金に係る補正であります。 2項小学校費の3目学校建設費及び3項中学校費の3目学校建設費では,きめ細かな交付金として内示がありました4,353万5,000円を活用する補正でありまして,小中学校約360カ所のトイレを洋式化するものであります。 5項社会教育費,7目図書館費では,住民生活に光をそそぐ交付金として内示がありました1,355万1,000円を活用し,図書を購入するものであります。 また,地域活性化交付金事業は予算成立後の執行となりますので,繰越明許費を設定いたします。 次に,歳入であります。6,7ページをお願いいたします。22年度の歳入について,収入見込みなどから歳入予算の組み替えをお願いしております。 1款市税,1項市民税,2目法人についてですが,当初予算では景気の停滞等社会経済情勢を踏まえ,対前年度比マイナス12億4,500万円という大変厳しい歳入を見込みました。しかしながらその後の収入状況を見ますと,幸いにも落ち込み幅が予想より小さく,決算ベースでは21年度を若干上回る約28億円の歳入が見込まれる状況となりましたので,10億円を増額補正するものであります。また,5項1目事業所税におきましても,収入調定の状況から14億円を超える収入見込みとなりましたので,3億円を増額補正するものであります。 11款1項1目地方交付税は,9月補正におきまして普通交付税4億8,421万5,000円を補正したところでありますが,緊急総合経済対策として地方財政対策予算が追加をされ,再算定の結果,6億4,710万5,000円の交付が決定しましたので,1億6,289万円を増額補正するものであります。 こうした歳入の状況によりまして,8,9ページの19款1項繰入金,1目基金繰入金では,当初で予定いたしました財政調整基金9億円の取り崩しを取りやめることとし,22款1項市債の8目臨時財政対策債につきましては,借り入れ許可予定額にあわせた減額補正とするものであります。 6,7ページにお戻りいただきまして,歳出の補正予算に伴います歳入の補正であります。 15款国庫支出金,2項1目総務費国庫補助金は,民間木造住宅の耐震化工事補助金に充当の住宅・建築物安全ストック形成事業補助金1,500万円,緊急総合経済対策に伴う地域活性化交付金のうちきめ細かな交付金として4,353万5,000円,住民生活に光をそそぐ交付金として1,355万1,000円,2目民生費国庫補助金は,老人福祉施設内に整備いたします職員用保育施設の整備に充当する地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金1,000万円の補正であります。 8,9ページをお願いいたします。18款1項寄附金,1目一般寄附金は,緑化振興基金への寄附金366万1,000円。 20款1項1目繰越金は,今回の補正に必要な一般財源として2億1,358万6,000円。 21款諸収入,5項3目雑入は,各種がん検診の本人負担分281万8,000円の補正であります。 また,22款1項市債,7目教育債は,小中学校トイレ洋式化の財源として1億3,640万円を計上しております。 議案目次〔Ⅰ〕にお戻りいただきまして,1ページをお願いいたします。 第2条繰越明許費,第3条債務負担行為の補正,第4条地方債の補正について御説明いたします。 4ページをお願いいたします。第2表繰越明許費は,緊急総合経済対策に関連して補正をいたしました総務費,民間住宅建築物等耐震事業1,500万円,教育費のうち小学校トイレ洋式化事業9,000万円,中学校トイレ洋式化事業9,000万円,図書館の図書購入2,000万円の4件について,繰越明許費を設定するものであります。 第3表債務負担行為補正は,JR勝川駅高架下を利用し,昨年10月にオープンしました有料自転車等駐車場の整備について,財団法人自転車駐車場整備センターとの協定額が確定しましたので,債務負担行為の限度額を1億円から4,800万円とするものでございます。 第4表地方債補正のうち教育債は,小中学校トイレ洋式化の財源として1億3,640万円を追加し,限度額を8億3,560万円とするもの,臨時財政対策債は4億5,978万5,000円を減額して,限度額を35億5,600万円とするものでございます。 以上,第1号議案について御説明申し上げました。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(水谷忠成君) 健康福祉部長 早川利久君。     〔健康福祉部長 早川利久君 登壇〕 ◎健康福祉部長(早川利久君) それでは,健康福祉部が所管します第2号議案について御説明申し上げますので,議案目次〔Ⅰ〕の5ページをお願いいたします。 第2号議案 平成22年度春日井市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)でございます。 本補正予算は,歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億3,335万8,000円を追加し,その総額をそれぞれ296億5,373万7,000円とするものでございます。 歳入歳出予算の補正の款・項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額につきましては,6ページ,第1表歳入歳出予算補正に掲げるとおりでございます。 補正の内容につきましては,補正予算説明書の22,23ページをお願いいたします。先に,歳出から御説明させていただきます。 7款1項1目の共同事業拠出金,高額医療費拠出金は,1件80万円を超える高額な医療費を県単位で財政調整する共同事業に拠出するものであり,また,2目の保険財政共同安定化事業拠出金は,1件30万円を超える医療費を県単位で財政調整する共同事業に拠出するものでございますが,いずれも拠出金の額が確定し,当初の見込み額を上回ることとなりましたので,それぞれについて1億1,447万8,000円と,1億1,888万円を追加補正するものでございます。 次に,歳入でございますが,2款1項2目の高額医療費共同事業国庫負担金は,共同事業の拠出金の増額に伴い2,861万9,000円の交付を受け入れるものでございます。 また,5款1項1目の高額医療費共同事業県負担金は,国庫負担金と同額を県負担金として受け入れるものでございます。 7款1項1目の一般会計繰入金は,増額となった高額医療費及び保険財政共同安定化事業拠出金の支払いに充てるため,1億7,612万円を追加補正するものでございます。 以上,第2号議案について御説明申し上げました。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(水谷忠成君) まちづくり推進部長 服部比呂志君。     〔まちづくり推進部長 服部比呂志君 登壇〕 ◎まちづくり推進部長(服部比呂志君) まちづくり推進部が所管いたします第3号議案につきまして,御説明申し上げます。 議案目次〔Ⅰ〕の7ページをお願いいたします。第3号議案 平成22年度春日井市松河戸土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)についてでございます。 本案は,平成22年度松河戸土地区画整理事業特別会計における事業費につきまして,繰越明許費の設定をお願いするものでございます。 松河戸土地区画整理事業も終盤を迎えておりますが,本年度中に移転を予定していました8戸のうち2戸につきまして移転が遅延し,年度内に完了することが困難となり,このため物件移転補償につきまして,8ページの第1表のとおり,事業費として1億円の繰越明許費の設定をお願いするものでございます。 以上,まちづくり推進部が所管いたします第3号議案について御説明申し上げました。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(水谷忠成君) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。 お諮りいたします。 2月28日はこれを休会といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(水谷忠成君) 御異議なしと認めます。よって,2月28日はこれを休会とすることに決しました。 本日はこれにて散会いたします。                    午後2時12分 散会...